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人はなにに価値を感じてお金を払うのだろう?(美容院のカットの価格に思うこと。)

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先日、お気に入りで頼りにしている美容院のことを鼻息あらく書きましたが、今回は美容院のカットの価格について、個人的に思うことを勝手に書いてみますね。

先日紹介した美容院はカットの価格は4,500円。豊田市の平均的な美容院より少し高いくらいでしょうかー。(4,200円が多い?)

誰が切っても同じ価格

指名料とかはない(初めて行ったとき、オーナーさんでお願いしたので)はずです。

だから美容歴20年(ぐらい?詳しくはわかりませんが)のオーナーでも、覚えたて、3年目の新米美容師さんでも同じ価格。

その価格の付け方の意味するところは

(実際に聞いてはないんですが)その意味としては、長くなった髪の毛を「カットして整える」ことに対する価値だと思うんです。おそらく、重きが置かれているのは、「カット」することに対する技術料。

「カット」(髪の毛を切る)であれば、20年のベテランでも3年目の新米さんでもどちらでもカットできます

価値の基準をずらすと・・?

でも、髪型ってそういうことではないと思うんです。ただ切ればいいというだけのものではないじゃないですか。

その人がどんな髪型になりたいか、どんな髪型なら似合うか、それを汲んだ上でのプロからの提案というものが欲しいと思うんです。(特に女性の方はそういう思いが強いと思う)飛躍すればどんな自分になりたいか、ということ。

それこそ腕が価値に反映される

そうなってくると技術力・経験、長年培ってきた「腕」が重要になってくるので、ベテランと新米さんでは仕上がりにものすごい差が出てくるでしょう。

それを「価格」=「価値」として設定するのがほんとうではないかと思います。(実際値上げはごカンベンですが 汗w)

といいつつも、需要の問題もあり、お客さんがそれを求めていて価値を感じてくれなければ、これは成立しません。(都会の方ではそういった料金体系になっているようなので、地域的な問題もあるのでしょうか・・)

ほかの業界でも

似たようなことは他でも見られると思います。

ぱっと思いついたのが、結婚式のプランナーさん。4年のほど前に結婚式を挙げましたが、その時のプランナーさんは幸いベテランの方でした。しかし、どんな方に当たるかは運次第ってトコもありますよね。

自分が生業としている業界もそうですね。Webサイトの制作、コンサルティング、デザイン業務・・。選ぶ会社によってもまったく違えば、会社の中でも担当者によって成果物はまったく異なってくるでしょう。その"つぶ"をそろえることが、企業の課題だったりするんでしょうね。

なにに価値を感じるのか?

と、そんなことを考えていくと、人がなにに対して価値を感じてお金を払っているか。これを再認識することが重要なのだと思います。

そうすることによって、適正な価格設定や他社との差別化が可能になり、価値を提供する側とお客さん双方がHappyになるのではと。

Photo is taken by peretzp


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