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ほんとうのこと、を言うと往々にして怒られる。

「ほんとうのこと、が知りたい。」という人生のコンセプト。

が、徐々に自分の中で大きくなってきている気がする。ことあるごとに反芻して、植物が成長していくようなユックリしたスピードで。

「ほんとうのこと」というキーワードで、子供の頃のことをひとつ思い出した。

父親に要らない口ごたえをして怒られたこと。小学校の真ん中くらいだったろうか、ミニ四駆のくだりで。泣いて布団にもぐっていたところに、妹が剥いた梨を持ってきてくれたような。(あやふやな記憶)

たぶん僕の口ごたえっていうのが「ほんとうのこと」だったんだと思う。でも、「ほんとうのこと」は本当のことなんだからいつでも正義で誰にだって通じると思ったら大間違いだ、ということが今ならわかる。「ほんとうのこと」は、父親のイタイところをつき、怒りをかってしまった。

理屈ではない、人は感情の生き物。

そんなことが何度かあったんだと思う。「ほんとうのこと」に気づいた水野少年はそれを口に出し、心ない大人に怒られた。それで、ほんとうのことって口に出しちゃいけないんだって思った。そして、静かに扉を閉ざし鍵をかける水野少年。

この仮説がもし本当だとしたら、この少年時代のゆがみを認識することが、扉を開く第一歩になるはず。そして、今なら「ほんとうのこと」を見つけたとして、伝える術のひとつやふたつ身につけた。技術の重要性だって知った。

辿り着けるだろうか、そろそろ羽ばたけるだろうか。

ほんとうのこと、をしたいと考えるから悩む。ほんとうのこと、をしようとするから壁にぶち当たる。なぜなら、世の中にはほんとうではないことの方が多いから。すべての人が、ほんとうのことがいいとは思っていないから。

それでも、「ほんとうのこと、が知りたい。」それが自分だ。


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