広告・Web企画者必携本！岡本式「A4」1枚アンケートを実践。

企画がなーんかハマらないなあ、Webサイトでもチラシでもイベント企画でも。その原因の大半は「顧客が見えていないこと」です。（めずらしく言い切りました！）

もう少しつっこむと「顧客の購入プロセス」が見えていないからである、と。この本を読んでようやくモヤモヤが晴れました。

「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる!

岡本式「A4」1枚アンケートとは？

ざっくり説明します。

お客が呼べるチラシを作るにはコツがある。それは「顧客の購入プロセス」を知ること。それを知るにはA4サイズ1枚のアンケートをとれば良い。

顧客の購入プロセスとは以下の5つの段階。

1. 悩み・欲求発生
2. 情報収集
3. 購入不安
4. 購入実行
5. 購入評価

これらの情報を踏まえたチラシを作れば、お客に確実に訴求できる。

というものです。

顧客の購入プロセスのひとりアンケートを実践

ものは試しということで、自分自身を実験台にして「ひとりアンケート」に応えてみました。

お題は、Macで楽曲を制作するのに必要なUSBインターフェース「Scarlett18i6」です。

わからない方に補足しておくと、USBインターフェースとは、パソコンで楽曲作りをするときに必要な、マイクやギターとパソコンをつなぐ装置のことです。

1.悩み・欲求発生

仕事で楽曲制作をうけたまわった。やった！

意気揚々と実家のウィンドウズ（Cubaseインストール済み）を立ち上げようとしたのに、なんと！電源が入らない！（PCがおシャカになってました。。）

さて、どうしよう？というところで「ピンチはチャンス」という言葉を思い浮かべ、Macで宅録環境を作ることにしました。

2.情報収集

ネットで検索。「はぁー、今はいろんなのが出てるんだなあ、機能もよさそうだし、価格も安いし」。ちなみに、ぼくが宅録にハマっていたのはもう10年も前。20万円も出してCubaseとサウンドボードを買ったのが2003年のこと。状況は全然違っているようです。

3.購入不安

• 楽器に関する情報をまったく仕入れていないのでわからない
• 今後、どの程度使っていくかの見通しが立たない
• 使いやすさ、音質はどうなのか？
• どれを買えばやりたいことを実現できるのか？

やったのは、以前バンドを組んでいた楽器の仕入れをしている先輩にブランド名を聞いてみた。

持っている機材を図にしてみた。

もともとがっつり宅録環境はあった。マイク、楽器類、ケーブル類などなど豊富に。それは使えるだろう。

4.購入実行

確かセール中で安かった気がする。予算は3万円程度だったので、IN・OUTがちょっと多いのが買えた。

5.購入評価

• まあまあ使いやすい。
• 音はそこそこ。（ソフトの設定の問題もあるか）
• 宅録でもバンドでも使えた。

タッチポイントが見えてきました

さて、これだけの情報があれば、このUSBインターフェースを売り込むチラシのイメージが沸いてきましたね。Webサイトにも応用できる話だとも思います。

詳しく知りたい方はご一読ください！

おまけ　アンケートテンプレート

以下のアンケートを、自社のお客さんにします。

• Q1 商品を買う前に、どんな事で悩んでいましたか？（悩み・欲求発生）
• Q2 何でこの商品を知りましたか？（情報収集）
• Q3 すぐ購入しましたか？しなかったとしたらなぜですか？（購入不安）
• Q4 何が決め手となって購入しましたか？（購入実行）
• Q5 実際に使ってみていかがですか？（購入評価）

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