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プロの保育士直伝。子どものわがままにどう付き合えばよいか? NHK Eテレ「すくすく子育て」より。
- 2014-03-16 (日)
- つたえる
2014/03/15のすくすく子育て(NHK Eテレ)見ました。くわばたりえさんが復活しましたね。
- テーマ:子育てがラクになるプロのワザ
- 子どもが思い通りに動いてくれない…。そんなとき、プロの保育士さんたちは、どうやっているのでしょうか?保育のプロの経験と工夫に迫ります。
放送のメモと少し気づいたことがあるので書いてみます。
MEMO
オムツ替えを嫌がるときは?
- 「ヤダ」って言われたら、「そうだよねえ」といって、まず一度受け入れる。
- 老人介護でも同じ。「オムツ替えましょうね」といってから1分くらい待つ。すると脳の中で準備がはじまる。
薬を飲んでくれないときは?
- 薬を飲む容器や場所を変える。
- 夢を与えるいい方をする。
- リラックスする雰囲気作りをする。
鼻をかむのを嫌がるときは?
- 押し付けられると反発する。選ばせてあげるといい。
- 「どっちで拭くといい?」と聞いてあげる。喜びそうなのを最後に出す。
お風呂に入るのを嫌がるときは?
- お風呂にみかんの皮を入れる。
- これを「儀式化」という。喜びそうなことを儀式にする。
いつまでも遊びをやめないときは?
- 「何回?」と聞いて子どもに答えさせる。
- まず「そろそろ終わりだよ」と言う。それから子ども自身に選ばせる。
- これを続けると習慣になっていく。
- 否定的な言葉を言うと鏡のように返ってくる。肯定的ややり方をしたほうがいい。
子どもと関わる時間が少ないときに心がけること
- 遊びは長さじゃなくて濃度。短くても本気で遊ぶ。話をするときは子どもの目を見て。
感想・気づき
いくつかのテクニックから抽象的にポイントを3つにまとめてみました。
- 子どもの思いを一度受け入れる。受け入れた上で対処する。(頭ごなしに否定しない)
- 選択肢を与えて選ばせる。
- 自分で決めさせて、守らせる。
すると、これって、これクライアントワークをうまくやる方法と同じだ!と気づきました。大人も子どもも同じ人間、変わらないと言うことでしょうか。おもしろいものです。
あと、この番組でいいなーと思うことに、解説の先生がたの説明があります。
まず、相談者のお困りごとが発表され、それに対する具体的なテクニック、その後、どうしてそうなのか?という原理が語られるんですね。
お困りごと⇒手法⇒原理 というように。
このように説明してくれると、応用が利くというか、場当たり的な対処にならなくてよいですね。
理論がわかっていても、実践できなきゃ意味がない。「まず受け止める、はね返さない」「選択肢を用意する、選ばせる」肝に銘じます。
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