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ひとは、勝手にそれ以上の価値をつけるもの?
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- 2011-09-13 (火)
- 頭ん中
ひとはモノに対して、勝手にそれ以上の価値をつけるのではないか?
ACMEのペン。明治村の帝国ホテルに売っていて、嫁さんにプレゼントしてもらったもの。実はこのペン書きづらいし、だいぶインクが少なくなってきてて字が薄いのだけど、これで書きたいからという理由で使っている。
書きづらいはいいとしても、字が薄いっていうのはペンのあるべき用途を果たしてない。にもかかわらず、これで10年日記を書く行為がぼくのUX。 高価なペンではあるのだけど、このペンに対して、自分で勝手に、それ以上の価値をつけようとしているということに気づいた。もしかしたら、それは自分を納得させて、気持ち的に元を取りたいからって理由かもしれないけれど。。
どちらにせよ、使いにくいこのペンを使っているという事実から、そのものの本来の役割を超えた「なにか価値のようなもの」が存在しているはず。
どうでもいいことを、シリアスに語っているようで居心地が悪い。こんなことを考えてしまうのも、今読んでいる「情報の文明学 著:梅棹忠夫」の影響なのだろう。
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