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セミナーレポ「嘘の認知・本当の認知 認知心理学とは?」
- 2012-11-07 (水)
- ログ
少し前9月20日のこと、「嘘の認知・本当の認知 認知心理学とは?」というセミナーに参加しました。Web系でないセミナーは珍しいです。
きっかけはといえば、以前読んだ本「ビジネスマンのための「行動観察」入門」で心理学への興味が高まり、ちょうどいいタイミングでひょっこりと案内を見たんです。
さてさて、当日はなんと不覚にも遅刻をしてしまいました。。
講師の方に申し訳ないのと、とてもいい内容だったので30分聞けなかったのも悔しかった。
バイアスにより遅刻
なぜ遅刻してしまったか?原因はセミナーの言葉を使えば、「Googleバイアスに侵されていたから」となりましょうか。
うっかり初心者がバイアスを語ってしまってはいけませんね。引きます。
認知バイアス(にんちバイアス、英: Cognitive bias)は、認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題である。認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。(Wikipediaより)
うーむ。。難しいですねえ。
「思い込みにより間違った判断をする」とか、「人は合理的でない選択をすることがある」とか、そのようなものだと、とりあえずは解釈しておきます。
そろそろ「Googleバイアス」ってなんじゃい?とツッコミが入りそうですね。ええと、会場への道順はGoogle Mapで調べました。いくつかの道順の中から特に考えずに選びプリントしておきました。そう、それこそが「Googleバイアス」の怖さ。
ぼくのGoogleさんへの評価はなかなか高いです。信頼しているが故、「たぶんどの道を選んでもだいじょうぶだろうなー」と、これがまずかったです。有料道路が出てきて、え?そんなの乗らないよ、といっていたら、住宅地にはまって・・・。といった具合であれよあれよと。。
ちゃんと自分の意志で選択しないから、そうなってしまうんだと。反省しました。
ハイライト
- 確証バイアス:人は自分の思っているように思う。
- マルチメディア・ヒューリスティック:何か図がついていると、わかった気になる。
- 流暢性が高いとポジティブに感じる。(流暢性が低い方がいい場合もある)
- バイアス=悪 ではない。バイアス=偏り である。
- 会社名の発音のしやすさと株価。名前になじみがあるほうが、プラスに働く。
メモを読み返したんですが、抜け落ちている部分が多く。。未知の領域は入ってきづらいです。
バイアスを見破るコツはありますか?
質疑応答にて、こんな質問をしてみました。
お返事はこのようなもの。
- メタ認知を働かせるとよい。(自分をモニタリングする)
- バイアスの研究というのが認知心理学である、とも言える。
- 勉強するべし!(本を読むなど)
うーむ。。一朝一夕にはいかないもの。
とこのような、新分野、新しい発見の多い(その分、理解不能も多い)セミナーでした。
認知心理学のほんの入り口を知ったわけですが、思っていた「心理学」像とちょっとイメージが違いました。(どう、といわれると説明がしにくいのですが・・)
先生オススメの書籍
オススメの書籍を伺ったところ、下記の2つをあげていただきました。
読みたいのだけど。。むむ。本が列をなして順番待ち。。
Photo is taken by Nicola since 1972
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