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人生において自分のやりたいことがたった一言で言い表せること
- 2012-07-05 (木)
- 魂がふるえた
「あなたは人生において何がしたいですか。
一言で教えてくれませんか?」
そんな問いに答えられる人はどのくらいいるのだろう?
今日もいつものように、お昼を食べながらほぼ日を見ていました。
「21世紀の「仕事!」論。 - 12 メカニック」、全3回連載の3回目。
UNIVERSAL(ユニバーサル)という珍しいオートバイを長年修理しているウィリー・ヤンセンさん。今年で84歳。そのひとの「仕事」についてのインタビューです。
今日の最終回を読んでいてぼくは、ハッと気付くことがありました
「この人は自分の人生を賭けてやりたい仕事をたったの一言で表してる」
それが、これ。インタビューの会話の中からだからこそ出てきた言葉なのかも知れませんが。
「動かないものを、動かしたい」
あるとき‥‥それは戦争中のことだったんですが、家の納屋で、1台のオートバイを見つけたんです。当時、私はまだ13歳くらいだったんですけど、とても興味を惹かれ「このオートバイを、動かしてみたい!」と、強く思いました。
(中略)
動いたんです!(嬉しそうに) あのときの「心がワクワクする感じ」は、決して忘れることができません。
自分の目の前に「本来は動くべきなのに、動かないもの」があったら、どうにかして動かしたいという気持ちが生まれるんです。
読めば読むほど、じわりじわりとその「動かないものを、動かしたい」という思いが伝わってきます。
13歳の時の記憶、70年間続けてきたことの全てが、その一言に凝縮されているようです。
人生において自分のやりたいことが一言で表せることって、すごいことだ。
84歳、ユニバーサルの修理をはじめて70年という経験から出てきた答えなのか。
自分の場合はなんだろう、と。問い続けることの大切さ。
それを知れただけでもこれを読んだ価値があるのかも知れません。
ウィリーさんの場合、幼少時代の思い出がきっかけになっているようです。
そこにヒントがあるのでしょうか。
ぼくも自分との対話の末、いつか見つかったらいいなと思っています。
興味を持った方はゼヒどうぞ。
まさに、ウィリーさん「かっこよすぎ!」です。
「21世紀の「仕事!」論。 - メカニック」
ちなみに、ほぼ日でこの企画をするきっかけとなった、スタッズ・ターケルさんの『仕事!』。読んでみたい。気になってます。
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