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人によってもってる意味がぜんぜん違う言葉ってのがある

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先日、「デザイン」という言葉についてあーだこーだ書きましたが、同じ言葉でも使う人や、その状況によって指してることや意味が全然違うってことがよくあるなと、常々思っています。まあ、それは当たり前の話なのですが、言葉によって、振れ幅が大きいものと小さいものがあって、おもしろいなーと思ったのでそのことについて書いておきます。

こむずかしいのは安全

例えばこんな言葉。

  • フェミニン
  • ミニマル
  • イノベーション
  • イデオロギー
  • プロパガンダ

ぱっと聞いて、知ってる人は当たり前に知ってるし、知らない人は想像がつかない。間違えて使っている人もいるかもしれないけど、音の感じから意味が想像しにくいので、それほど摩擦は生じないのではないかと思います。あと、わからないから調べようって気になりますね。

なじんでるのは危険

例えば、こんな言葉。

  • デザイン
  • メディア
  • サービス
  • ポップ
  • コンセプト

これらの言葉は、日常にありふれていすぎて、いろんなところでいろんな意味で使われているんじゃないかと思います。勘違いしているとか、ある業界ではその意味で通用するとか、本来の意味とは違うと知っていながら、みんながそうやって使うから「まあいいや」って使っているとか。

で、これをみんなで統一しなきゃいかん!それは不便だ!っていう話ではなくて、こういった言葉を使うときは、お互いにちゃんと意思統一をしなきゃだめだと思うわけです。それぞれの言葉ってあるはずで、強制するものでもないですよね。とはいえ、ある社会やある組織に入れば、そこに合わせていくっていうのは大事だと思いますが。

思い入れでいいじゃん

これは勝手に思ってることですが・・・

  • ロック
  • パンク

これについては、本来の意味とか、人と合わせるとか、言葉の摩擦が生まれるとか、そんなん別にいいじゃんと思ってます。単に「自分はこう使う!」っていう勝手な思い入れなだけですけど。ロックはね、自分のがわかってればいいんですよ。そうやって考えると、デザインって言葉もそうやって意固地に使ってる人がいたりするのかな・・。

あと音楽だと、「バラード」は比較的曖昧だけど、「ビジュアル系」は誰が聞いても思い浮かべるのは一つだろうなあ。不思議だなあ。


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