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消費のクリエイティブ実践編 〜 なにかしらを創造的にしたいもの
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- 2011-02-18 (金)
- 頭ん中
糸井重里さんがよく言っている「消費のクリエイティブ」ってのをわからないなりに心がけてしばらく経ちます。まだまだ全然わかっていないのですが、少しこういうことかなと思っていることがあります。
たとえば、同じ誰かにプレゼントを買うでも、同じお昼ご飯を買うでも、このように選択してみる。
- より記憶に残るものを選ぶ
- 誰かに話したくなるものを選ぶ
- 今までに比べて変化のあるものを選ぶ
- 物語があるものを選ぶ
とするとクリエイティブなんじゃないかと、勝手に思っています。
実践編
せっかくチョコを買うなら、作った人の顔が見えて、サインしてもらって、肩くんで写真まで撮ってもらってっていうのを選ぶ、とか。
あこがれのブランドの、安めの服を背伸びして買ってがんばる、とか。
ネットでも買えるんだけど、明治村の帝国ホテルで買ったからなんかいい 、とか。
こんなことを心がけて、やっています。
たとえば、ゴハン屋さんに入って店員さんにおすすめメニュー聞くとか、イカしたレコード屋のおじさん店員に、おすすめの1枚をおまかせしちゃうとか。そんなのもいいかもですね。
思い返せば、ロックンロールな革のライダースを買ったのが最初の消費のクリエイティブ体験だったのかも。
好きな人の本見て欲しくなって、ライブに行ってサインしてもらって、っていう。実際、誰かに話したくなるし、ちょっと誇らしげな気持ちになるんですよね。
すべてをクリエイティブに
ここのところ、どうも糸井さんの言っていることに、いちいち反応している自分がいます。たしかどこかのポッドキャストで、みうらじゅんさんが、80年代はみんな糸井さんの方向で動いていたって言っていた。世間全体がそうやって動いていたってこと??
ともあれ、生きていく上で切り離すことができない「消費」をクリエイティブにすることで、いろいろなものが充実してくるんじゃないかと思います。問題なのは惰性になってしまうこと、意味もなく省力化してしまうこと、楽しめないこと。
コムデギャルソンの川久保玲さんもこんなことを言っています。
安ければ良い、というのは止めにしてはどうですか。しつこいようですが、安いものを買ってはダメだというわけではありませんよ。だって、高い・安いというのは相対的な見方なのだから。安いことにも、高いことにも理由があります。何故そうなのかちょっと考えてみませんか?
ちなみに、「創造的」という言葉を調べてみたら、見覚えのあるブログがでてきました。情報デザインについて調べ物をするとよくでてくるブログです。
これまでになかったものを実現するのがクリエイティブな仕事です。
それは単にそれっぽいアイデアを出すこととは違います。これまでなかったものを実際に世の中に提供できるよう、数々の困難も乗り越えながら形にするこそが創造力です。
うーん、この理論で言えば、残念ながら、ぼくのしていることはクリエイティブではないなあ。
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