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足助の人の「あったかさ」の出どころを探ってみる

昨日のおさんぽカメラ部の撮影会で足助の町を散歩しました。
そこで感じたのは、町のひとがあったかいなーということ。
わからないことを質問すると、親切に答えてくれるし
一生懸命写真を撮っていると、向こうから話しかけてくれます。

撮影会が終わった後、おさんぽカメラBLOG
とくに考えもせず「足助の人はあったかい」って書きました。
でも、そんな簡単な言葉で片付けてはいけないんじゃないかな、
という気がしてきました。なんとなくですが・・・。

やっぱり田舎の人って、あったかい雰囲気を持っていると思います。
でもあったいと感じたのは、その性質だけじゃなくて、
「中馬のおひなさん」や「たんころりん」のようなイベントで
お客さんを呼ぶことによって、町全体が観光地になっているから、
というのもあるのではないでしょうか。

訪れる人も、足助の文化に興味があるから聞きたくなります。
聞かれたほうも、もちろんうれしいから答えてくれます。
だから、あんなに柔らかくて、人間味のある対応になるんじゃないでしょうか。

あの自然な振る舞いは、特別なことじゃなくて、
日常になっている、ということなのかな。

昔から受け継がれてきた、ちょっと特別な日常 (= 文化) を
外の人に見える形にして提供する。
そして、その文化に興味のある人が訪れて町が活性化する。

これはとても素敵なことなんじゃないかと思いました。

「たんころりん」がイベントになって7〜8年だそうです。
詳しいことは知らないけど、
これはすごくいい試みじゃないのでしょうか。

でも、ちょっと気になるのは、紅葉の時期に大量に訪れる観光客。
ぼくはこの時期に足助に行ったことがないのですが、
この人達に対して、足助の皆さんはどう思っているのかなあ。


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