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HCD-Net 教育セミナー@名古屋 「HCDの導入事例とロギングツール」

HCD-Netが主催するセミナーに参加しました。名古屋で開催されるのは初?なのかな。

HCD-Net | 教育セミナー@名古屋 「HCDの導入事例とロギングツール」

きっかけとしては、HCDという分野の興味が高まっていることと、HCD-Netってどんなだろうってことと、Webとは関係ないいかにもプロダクト系のセミナーはどんなものだろう、という興味本位的な部分が強かったです。

とはいえ、いろいろと気づくことがありました。内容を少しまとめておきます。

1. 開会にあたって:HCDの大きな視点と小さな視点、HCD-Netの活動 小林 正さん

最初に10分程度、小林さんからのお話は、HCDの導入部分の内容でした。HCD-Netの活動については時間の都合で割愛です。

方向通則 (ISO 1503: 2008)

興味深かったのは「方向通則」について。ISOなんとか〜っていうのはなかなか理解できないですね。。ちょっと引きます。

ユーザー/オペレーターが製品やシステムの方向を制御しようと操作したときに、捜査結果が意図したものと異なっては危険でもあり、ユーザビリティも良くないので、ターゲット・オブジェクトの動く方向を標準化しようというものである。

例えば、ブルドーザーのレバーの前後で、実際にどちらに進むかがメーカーによりばらばらで事故が起きていたので、どちらかに決めよう!という話です。

いただいた資料には細かく書いてあるのですが、ものすごくおおざっぱに言うと以下のようになります。

ネガティブ → 左
ポジティブ → 右

なんとなくイメージしやすいと思います。よく言われているMacとWindowsのボタン配置の問題は、Macが「今の方向性に合っている」「自然である」と言えるようですね。(偶然見つけたリンク先ですごくよくまとめられています)

そのほかにも、HCD-Net名古屋支部の発足も検討しているというお話もありました。

2. HCDの導入事例:事務機器におけるユーザビリティーテストの成果と課題 内山 洋一さん

ブラザー工業の内山さんから、実際の事例を元にユーザービリティーテストのお話がありました。なんとブラザーさんは15年も前からユーザービリティーテストを行っているとのこと。ただこの時期は、早くもなく遅くもなくといったものなのだそう。

例ではプリンターが採り上げられていましたが、驚いたのが、完全に門外漢のプロダクト製品でしたが、話の内容がすんなりと入ってきたということです。2年間のHCDセミナーの成果かもしれません。同時に、セミナーで習ったことは長い年月をかけて徐々に成長してきた分野だということも認識できました。

WebでのHCD

事例では4度のユーザービリティーテストをして、問題点を解決したとありました。Webで考えると制作段階でこれだけテストをしていては、業界のスピードに追いつかないし、そもそもコストに合いません。しかし、WebにはWebのやり方があるのでは、と思いました。

まず、リニューアル時のユーザー評価はとても効果的だと思います。また、WebでのHCDは「作り手を成長させるためのもの」と捉えるといいような気がしました。テストで得たユーザーの行動パターンやノウハウは、やればやるほど血肉となっていきます。少し遠回りになっても、取り入れていくことは確実によい方向に向かうのだと思います。

意外なお話

プロダクト製品開発ではバリバリに使われていると思っていたHCDですが、意外なお話がありました。

  • ほかの性能評価と比較して、指針や方法が未確定
  • 本来必要なプロセスとして、日程が未確保
  • 必要度は認知されているが、重要度ではバラツキ
  • 対象と目的に沿って、最適な評価を未選定

というように、実際には結構キツキツでやっているんだなあ、という印象を受けました。

3. 行動観察ツールOBSERVANT EYESのユーザー評価への応用 易 強さん

ユーザー評価をする際の記録ツール (ロギングツール) 「OBSERVANT EYES」の紹介でした。どうやらネット上にあまり情報がないらしく、浅野先生のブログで紹介されていました。

今回は、実際の事例を3つ紹介いただきました。

  • お風呂のリモコン (追い炊きとか足し湯とか)
  • Webサイト
  • スーパーのレジシステム (バーコードでピッとやるような)

このように、いろいろな状況に対応できる設計になっているツールです。また、動画と連動して被験者の行動を細かく記録でき、結果をすぐにグラフ化することができます。今は有償化されているとのことですが、今回価格については触れられていません。。が、おそらくお高いのではと。。今後ユーザー評価の手法がWeb業界でも重要視されてくると、Webに特化したログインツールが出てくるのではないかな、というか出てきて欲しいなと思います。

お知り合いも。。

Webのセミナーではないのでアウェイな感じでドキドキしていましたが、勉強会でよくお会いする知った顔が二人もいらっしゃって。。みなさん勉強熱心です。

といったところで、HCD-Netのセミナーレポートでした。


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