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「頭とハートがつながる」とは? - あなたの中のリーダーへ(著:西水 美恵子)
- 2013-07-11 (木)
- ログ
座禅でもしていて、バシッとされるような、読んでいると背筋がピンとなる本です。著者の西水美恵子さんを知ったのは、例によってほぼ日のこの対談で、とても感銘を受けて本も読んでみたくなったのです。
コラム欄の書籍化ということで、短めの文章がいくつか納められている構成で、暇を見つけてはちびちびやり、 心に鞭打たれています。
闘うことの姿勢
序盤、世界銀行という巨大な組織の中で、組織の腐敗と闘う様子が描かれています。巨大な組織の権力者たちに向かって、真っ向から異を唱える。どれだけの勇気と信念が必要なのか。(それを持ってしても、そうとうの恐怖もあるのでは)
それに比べれば、自分が闘っているステージはなんと小さいのか。けど、大きさはどうあれ、闘う姿勢が大事って言ってくれているような気がします。
「頭とハートがつながる」とは?
全体を通して、似たようなフレーズが何度となく登場しました。
頭とハートがつながっていなかった自分に気づいた。
ぼくは、知識の上で「そういうことがあるんだな」と知っていますが、実際に経験したことはありません。
このことは、似たような表現で、別の方もおっしゃっています。例えば、震災のことを語る西條剛央さんは「リミッターがはずれた」という表現をしていました。また、フロー状態も近いことを言っている気がします。
頭で考えていることと、本当に思っていることが一致していない。
例えば、震災大変だよね。世界には貧しい子ども達がいるよね。戦争はだめだよ。人間はみんな平等なんだよ。
すごく、当たり前で、誰に聞いても答えはYES、だけど「頭とハートがつながっている」人はどのくらいいるのだろう。少なくとも、ぼくはつながっていないんじゃないかな。
頭で考えていても、実際に行動しない。
それが、「頭とハートがつながってない」 の正体なんじゃないかと思います。
と、そんなことに気づいた本でした。
そのほかにも、ブータン王国のエピソードや、世銀を辞めて移り住んだ英国領バージン諸島のこと。視野を世界に向けてくれる本でした。
ほぼ日の対談もオススメです。
余談ですが、池上彰さんに似ていると思うのはぼくだけではないのでは...(大変失礼しましたm(._.)m)
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