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HCD DiG#02を終えて。ペルソナ・シナリオ法&インタビュー&評価グリッド法の気づき
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- 2012-03-27 (火)
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ぼくたちが運営する自主勉強会、HCD DiGの2回目の勉強会を開催しました!
内容は「ペルソナ・シナリオ法」について。今回も以前行われた浅野先生のセミナーを参考に、若干自分らで色づけして進める形になりました。おおまかな内容はイベントページをどうぞ。
HCD DiG #2(「Web制作者のためのHCDの理解」ペルソナ・シナリオの復習)
気づいたこと・発見いろいろありました。提供する側(教えるまではいかない)のほうが学習できるのは「ラーニングピラミッド」が示すとおり!
?スケジュール
- 13:30 集合
- 13:40 あいさつ、説明
- 14:00 インタビュ一1人目
- 15:10 インタビュー2人目
- 16:20 評価グリッド法
- 17:00 ペルソナ作成
- 17:30 内省タイム
- 18:00 解散(希望者のみ懇親会へ)
おおむねスケジュール通り進みましたが、やはりバタバタと。ペルソナ作成は次回へ持ち越しとなりました。。
とはいえ、発表〜ディスカッションがしっかりできたのはよかったと思います。セミナールームも少し延長させていただき、終わったのは18時過ぎていました。
スイーツタイムも
突っ走ってばかりでは疲れてしまいますね。梶田さんからクッキーとチョコレートの差し入れでほっと一息という場面もありました。
どんなペルソナを作るか?
- 前提:Web制作者向けのサービスを作っている会社が、Web制作者のための新しいサービスを考える。
- Web制作者2名にインタビュー。
- 気づいた内容を拾いポストイットに書き出す。評価グリッド法(ラダーリング)でユーザーの本質をつかむ。
インタビューする相手は、名古屋でWebを作っているみなさん。ということで、「名古屋Web制作者ペルソナ」を作るということになりました。
これ、個人的にどんなものができるんだろうと、すごく興味のあった部分です。(そんな意味も込めてこの企画です^^)名古屋のWeb制作者はどんな気持ちで、どんなゴールに向かってWebを作っているのか?
名古屋Web制作者の本質的要求とは?
さてさて、名古屋のWeb制作者はどんな事を大事にして、日々仕事に取り組んでいるんでしょうか?ラダーリングの最上部のカードから拾ってみます。
- チームみんなで顧客価値を作りたい
- 長くお付き合いをしてバリューを感じてもらいたい
- チーム力をアップさせたい
- 仕事の幅を広げたい
- 仕事の専門性を高めたい
- 情報をインプットしたい
- スムーズにプロジェクトを完了させたい
- 自分以外(チーム・クライアント)をうまくコントロールしたい
- 自分の課題にマストなツールを選択したい
- ツールでわずらわしいことになりたくない
このカードの結果が、今回の課題に対する答えとしてふさわしいかは別として、こんなことを思って仕事をしているんですね。ぼくらWeb制作者達は。
会の中で議論にもなりましたが、どうにも当たり前感が強いです。ラダーリングの最中も、こんな当たり前の事を導き出すのに、こんな作業をしているのかと、疑問を感じながら手を動かしていました。
でもこれって、まったくWeb業界やホームページの作り方をを知らない人から見たら、「へえ〜」っていう内容なんじゃないかと想像します。ということで、あながち的外れでもない気がしますがどうでしょう。。
内省タイム設けました
内省と外化の重要性はいろいろな方が述べているとおりです。今回人数も少なかったこともあり、途中でツイートタイムを設けたり、発表のあとに一人ずつ感想を聞いたりと、アウトプットの時間を意識的に作ってみました。
超特急のセミナーではできない、アットホームな自主勉強会ならではの試みだと思います。
気づいたこといろいろ
そのほか気づきメモです。
インタビューにかける時間
通常のインタビューは2時間程度、知っている相手とは言え短かった印象があります。深く深く聞いていくと時間はかかるもの。逆に、通り一遍に項目を聞いていくだけだと時間はあまってしまうのかも。
しゃべらせるのがインタビュー
当たり前と言えば当たり前ですが。。今回インタビューしてもらった時に、間を置いて待ってもらったのがしゃべりやすかったです。少し沈黙があると、ついつい次の質問にいってしまいそうになるけど、しゃべりベタには根気よく待ってあげるのがいいかもしれません。
インタビューの目的をはっきりと
どんなことにも言えると思いますが、目的がはっきりしていないとダメです。今回、半構造化インタビューの最初の質問の設定がかなり甘かった気がします。目的を達成するために引き出したい内容があり、そのための質問があるはずです。そのあたり、中田さんのこちらの記事が参考になります。
サイクルを回すことの重要性
今回インタビューと評価グリッド法(ラダーリング)を続けて行うことによって、インタビューの良し悪しが評価できたと思います。ただインタビューしただけでは、それがよかったのかがわかりません。次の行程へ進まないと評価ができないということでしょうか。これはHCDの4つのサイクルにも言えそうです。「学び」も「成果物」も「結果」も、サイクルを回すことによって、らせん状に上昇していくのだと思います。
次回予定
そんなこんなで、次回はペルソナを作り、実際にサービスを企画します。
サービスの企画では、これまた以前行われた「サービスデザインとUXセミナー」のなかでやった「最悪の旅」をアレンジしてやってみようと企んでいます。コレ、すごくアクロバティックなアイデア出し手法だなって思っています。面白いと思いますよ。
関連リンク
ラーメン三昧
夜はセミナールームの近くの本郷亭へ。気づけば、昼も夜もラーメンだったという。。
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