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クリエイター向け営業スキルアップセミナーで「4つの行動特性 DiSC」を学んできました
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- 2011-02-22 (火)
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先日、モンキーワークスさん主催のセミナーに参加してきました。
2月19日 クリエイター向け営業スキルアップセミナー【顧客洞察力】
モンキーワークスさんのセミナーには、いつも大変お世話になっています。今回も、目からウロコが何枚も落ちるような、グッとくるお話を聞くことができました。 内省をかねて少しまとめておきます。(このセミナーを受けてわかったのですが、わたくし内省するのが好きなタイプのようですね。ハハハ・・)
新しいものを吸収するってこと
「営業スキルアップセミナー」と銘打ってありますが、私は営業マンでもないし、それほどお客さんと接する機会は多くありません。それでも、絶対にタメになるだろうという確信がありました。今まで受けたセミナーもそうだったからです。そしたらその通り、人と接する機会がある人なら (要するにみんな) 知っていて損のない内容だと感じました。
今の自分の職種がどうだとか関係なく、新しいものを吸収するって大事だなって、実感しています。ずっと今のままでいいならそれでもいいけど、するかしないかで、未来も変わってくるんじゃないかと。(ちょっと大げさかもですね)
この日のおおまかな流れ
セミナーは、朝の10時から19時までたっぷりと。でも、いつもそうなんですがあっという間に時間は過ぎていきました。懇親会も含めると丸々12時間くらい!
- 【講義】変化の時代に対応する仕事についての心がけ
- お昼休憩
- 【講義】4つの行動パターン「DiSC」について
- 【ワークショップ】行動パターンの事例研究
- 【講義】行動パターンをふまえた具体的な営業法
- 懇親会
おおまかにまとめてしまって恐縮なくらい濃い内容だったのですが、だいたいこのような感じでした。やはり今回の一番のポイントは4つの行動特性「DiSC」についてでしょうか。
変化の時代に対応するには変化しかない
午前中の講義では、営業法というより、仕事をする上での基本的な心構えだったと理解しています。特に琴線に触れたものを拾ってみます。
- 問題意識、危機感を持て
- 人と人とのコミュニケーションはなくてはならない
- 受け身じゃなくて自分からやる。だから楽しいし身につく
- 既成概念を壊して柔軟な発想を
- モーレツ、根性はもう通用しない
- 僕たちは無限の可能性を持っている
- 問題を発見して解決できる能力が重要
- 人の心を大切に、組織は「人」でできている
並べてみるとよくある教訓みたいになってしまいましたが、どれもこれもものすごく大切なことだと思います。HCDの浅野先生も、年末のWCANでのワンパク阿部さんタービン志水さん、NHKプロフェッショナルや、カンブリア宮殿の経営者さんも、みんなが同じことを言っている気がします。
頭ではわかっていても、できていないのが私の現実ってのもわかっています。少しずつ繰り返し染みこませるしかないのでしょうか。
4つの行動特性 DiSC
人は行動の特性において、4つのパターンに分類できるそうです。詳しく書きはじめるとキリがありませんが、それぞれについて、特徴があり、良いところ悪いところがあり、いずれかが優れているということはないとのことでした。
こちらにわかりやすい説明があったので、引用しておきます。
- 「D」主導 直接的で決断が早い
- "D" は意志が強く、勝気でチャレンジ精神に富み、行動的で結果をすぐに求める傾向があります。
- 「i」感化 楽観的で社交的
- "i" はいろいろなチームに加わり、アイディアを分かち合い、人々を励ましたり楽しませることを好みます。
- 「S」安定 思いやりがあり、協力的
- "S" は人助けが好きで、表立つことなく働くことを好み、一貫性があり予測可能な範囲で行動し、聞き上手です。
- 「C」慎重 緻密で正確
- "C" は仕事の質を高めることを重視して、計画性をもって系統だった手順で作業することを好み、間違いのないように何度も確認します。
分類といっても、4つのうちのどれかにきれいに当てはまる訳ではなくて、いろいろな要素を持っている中で特に強く出ているものが一つあるとのことでした。
テストで診断
その場で簡単なテストをして、自分がどのパターンなのかを知ります。私は「C」。うーん否定できない・・。私もそうですし、周りの参加者さんに聞いてもだいたい合っているようでした。また、職場での「ちょっと作った自分」がどうなのかもこのテストでわかります。これは本来持っている行動特性と離れていればいるほどストレスがかかっているかもしれない、ということもあるそうです。やはり適材適所がよいということでしょうか。
また、それぞれの持っている特徴が反対の 「D ⇔ S」「i ⇔ C」は相性がよくない傾向もあるそうです。
もう一つ興味深い話として、4つすべて一長一短があるので、チームで動く場合、4つの特性がバランスよく混在していると強いチームになるとのことでした。確かに、頷けます。
みんな違うことを意識する
ここで大事なのは、4つの行動特性がどうのというとこもそうですが、人はそれぞれ違っているということを理解して行動するべきだ、ということを先生は繰り返しおっしゃっていました。同じではないので通り一遍の方法では通用しない、まず「違うんだ」ということを理解して、「人に合わせて自分を変える」とうまくいくんだと。
個人的にも思い当たる節はあります。
- 「自分はこう思うんだから相手もそうだろう」
- 「ただ一つの必ずうまくいく方法があるんじゃないだろうか」
今思えばバカげたことだと笑えますが、知らなければ真剣にそう思ってしまうものです。
また、単に「人はそれぞれ違うんだ」ってわかっていても、具体的な対応ってなかなかできないと思います。こうやってセミナーに出て、具体的にどんな特性があって、対処法はどうでということを体系的に学べたのはほんとよかったと思います。次に書くワークショップではさらに理解する手助けになりました。
ワークショップ
ワークショップはチームでわいわいと、楽しい時間でした。
一つシチュエーションを決めて、その場面に対して4つそれぞれの特性を持つ人は、どのような行動や言動をとるだろう、ということをチームで考えました。さらにそれを寸劇という形で演じます。若干恥ずかしいけど、楽しかったですね。
私たちのチームが考えたのは二つ。
- 5年間付き合った彼女にプロポーズ成功。その後どうする?
- ネットショップ経営の社長さん、ある日サイトが表示されません。どの後どうする?
こうやってチームで考えることによって、理解が深まります。
都合、4人の男からプロポーズをされた @umeko12 さんによると、プロポーズをされた後の行動は、即実行の「D」がいいみたいですので参考まで。(って、当たり前か)
没になったカラオケ
すごくどうでもいいけど、せっかくなので書かせてください。
当初私が考えていたお題「カラオケでのふるまいと、十八番」。劇で発表と聞いてすぐに自ら却下した訳ですが、なかなかいい線いってるんじゃないかと思いまして・・。
- 「D」の十八番
- 俺の歌をきけ! 長渕剛「乾杯」
- 「i」の十八番
- みんなで歌おう! 大塚愛「さくらんぼ」
- 「S」の十八番
- みんな知ってるよね? SMAP「世界に一つだけの花」
- 「D」の十八番
- この世界観が好きなんだ・・ 井上陽水「氷の世界」
イメージつかめましたか?
蛇足になりますが、陽水さんの「氷の世界」、
「窓の外ではリンゴ売り」って。MSとアップルの関係を73年で詩っているなんて!
って、へえ〜。
My仮説
セミナーを終えてから、勝手にこうじゃないかと、仮説を立ててみたことがいくつかあります。これは個人的な想像ですので、アテにしないでください。
各国の多くいるタイプ
日本人は「S」タイプが多いそうです。6〜7割くらい。これは先生がおっしゃっていた確かな情報です。
私の何となくのイメージですが、アメリカ「D」「i」が多そう。イギリスは神経質な「C」が多そう。イタリアはよくしゃべりそうなので「i」。陽気な南米も「i」。中国「我が道をゆくD」。
どうなんでしょう?
パートナーだと・・
上でも書きましたが、反対に位置するタイプ同士は、もっている要素が逆なのでぶつかりやすいとのこと。しかし、それぞれが持っていない要素があるということは、相手のことがわかっていて、その上で接していれば補い合ってよいバランスになる?
どうなんでしょう?
目標の人は同じ系統がよい?
あこがれや、目標とする人は、同じタイプのほうがいいのではないか?
身近に師匠を持つというのは、自分を成長させるのによい方法だということはよく知られていますが、もし、逆の特性を持つ人を目標にしてしまうとすごく大変ではないかと。たとえば、慎重はの「C」がすごく流暢に話す「i」みたいな人にあこがれてしまうとか。
どうなんでしょう?
すべての人にオススメです
最後のほう少し脱線してしまいましたが、このようなことを学んできたセミナーでした。
冒頭でも書きましたが、今の職務に関係ありなしに関係なく、新しい考え方に触れるっていうのは、すごく刺激になるし楽しい時間です。その後、いろいろ考えてみたりもおもしろいですし、いろんな面でプラスになったと思います。
モンキーワークスさんはまた同じような営業セミナーを開催していただけるとのことです。何かを変えたいと思っている方は、ぜひご参加されることをオススメして筆を置きたいと思います。
だらだら長文読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
社内でのおためし用に「DiSK診断表」を作ってみました。
よかったらダウンロードしてご利用ください。
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※この記事を書いた人、ミズノケイスケに興味を持っていただけましたら、リンクツリーをどうぞ。
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