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名前をつけてやる
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- 2013-04-02 (火)
- 日々
嫁さんのお腹がふくらんでおります。よく動いているらしく、お腹に手をあてるとわかります。話しかけたりすると反応することもあったりで、まだ生まれてはいませんが、すでに命が誕生していることを感じずにはいられません。
予定日は5月、我が家にはめずらしく、もろもろの準備も順調に進んでいます。
名前をつけてやる
高校〜大学生の頃、大好きだったミュージシャンはスピッツ、それから10数年が経って、ほとんど聴かなくなって久しいですが、この曲を思い出しました。
名前をつけてやる 本気で考えちゃった
誰よりも立派で 誰よりもバカみたいな
もちろんはじめての経験です。世のみなさんが、どんな気持ちで子どもの名前をつけるのか、計り知れないものがありますが、そりゃあもう、本気で考えちゃいますよね。
嫁さんとあーでもない、こーでもない、と。あ、もう九分九厘決まった名前はあるのですけどね。立派でもバカでもないけど、一生懸命考えた名前が。気に入ってもらえるかなBabyちゃんよ。
詩
さて、「詩」です。
いろいろ紆余曲折あり、最終的にこの一文字を道標に、響きだの意味だの画数だの、調整していきました。
最初は「音」が使いたかったのですけどね、途中で心変わり。(うちの兄の娘と妹の娘も「音」を使っているという、蛇足。。)
「詩」に興味があります。という書き出しで以前、ブログを書いたこともありますが、「詩」という言葉の持つものが、なんだかよくって。
「詩」について、本格的に向き合ったのはついこないだのことですが、自分なりに消化している「詩」像はこのようなものです。
つまり、そんな思いが子どもの名前に込められているということです。
ぼくの考える「詩」
詩というのは、
心の、気持ち、感情、人生、自分の考えていること、
世の中の現象、ふたりの関係とか、
一番根っこの本質的な部分‥‥
本質的なものを、文字通り歌っている。
それは、言葉として表せる。
文章って、意味がしっかりしている。
主語述語、動詞、名詞‥‥
でも、詩は、それにとらわれない。
詩は、意味をともなってなくてもいい。
響き、リズム(調子)を大事にする。
そうリズムが大事。
詩というのは、どうやって楽しむかというと、
頭で理解するものでなく、感じるもの。
聞いて、心で、リズムと、語感と、言葉の持っている意味を
頭じゃなくて、心でそのまま「すっ」と感じて、
「あっ」って、その人の本質的な部分が伝わる。
これが詩。
世の中の詩とは違うかもしれんけど、
自分の中の詩はこのようなもので、素敵なものだと思っている。
だから子どもにもその字をつけたい。
詩みたいな子。
自分の感じていることを「すっ」と「ふっ」っとこう、
論理武装じゃなくて、純粋な、どこにでもある言葉なんだけど、
「なんかいいなあ」と思わせるやり方で伝えられる子。
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