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映画「エンディングノート」で感じたこと

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今日は少しショックなことがあった。ああ、ショックというには大げさな、よそから見たら取るに足らないことかもしれない。

ほぼ日で、エンディングノートという映画が紹介されていた。その絶賛ぶりに期待が高まって、名古屋に出てきたついでに映画館に足を運んでみた。

人が亡くなる話を楽しみだというのは、少し不謹慎かなと思う。でも楽しみだったんだろう。映画館に着いてから始まるまで一時間30分の待ち時間。わざわざほぼ日のコンテンツを読み直して、わざわざお腹が空いては集中できないと、コンビニを探して小腹を落ち着かせた。

今思うと、期待していたんだと思う。泣いて、笑って、どれだけ心動かされ感動するんだろうって。

結局、ラスト少し涙腺が緩んだけど、期待していたほどの大きな感動はなかった。(手ブレで揺れる映像に気持ち悪くなったことをさしひいても。と、あとお金持ちコンプレックスなのだ)

ぼくは、大切な人を亡くした経験がない。

こんなこと、それで苦しんでいる人がいはずだから、わざわざ言うもんでもないのかもしれないけど。

「ぼくは不幸なことに、今まで不幸なことが一度もなかった」って、これはみうらじゅんさん原作の映画、の主人公のセリフ。

経験していないことには共感できないのかな、別に大騒ぎするほどのことでもないけど、それが今の自分なのだろう。それはそれとして、受け入れよう。



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