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「IKKO 女の法則」を読んで。人生の風の話と、声のコンプレックスのこと。

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こないだ IKKO のステージを見て、やたらテンションがあがった嫁さん、早速何冊か本を買い込んだようです。すすめられたので、一冊読んでみました。ちなみに、我が家では今頃になって「どんだけ〜」が流行ってます。

IKKO 女の法則 ― 幸運を引き寄せるココロとオンナの磨き方

さすがに、メイクや化粧品のくだりは読んでいませんが、男のわたくしが読んでも十分にためになる内容でした。特に興味を引いた「人生の風を嗅ぎ分ける話」 と、「ちょっと思い出した自分の声のコンプレックスのこと」を書いておきます。

五感を働かせて人生の風に乗る

今ぼくが、何となく感じていることとリンクしていて、印象に残ったお話です。IKKO さんは言います。

五感を働かせてみたときに、印象に残るものが今のあなたにとって必要なものです。

ぼくは最近、ついつい頭で考えたことを優先して、気持ちや感情を押さえてしまうことがあるということに気づきました。

でも、それじゃいけないってことをみんなが言ってます。

Don't think.FEEL!

ブルース・リーの有名な言葉もあります。

これだけたくさんのモノや情報があふれる世の中です。自分にとって必要なものをどう選択すればいいのか。「自分の五感を信じればいい」って教えてくれています。

自分の声に対するコンプレックス

本を読んでいくと「コンプレックス」という言葉が何度も出てきて、思い出したことがあります。

意識したのはいつごろでしょう。はじめて自分の声を聞いたのは中学校の英語の課題で、英語の発音を録音したときでしょうか。

だいたいの人が自分の声を客観的に聞くと、違和感があって気持ち悪いと言うけど、ぼくの場合は、自分の声がほんとうにイヤだって思ってしまったんです。

地の底から響いてくるような暗い声で、ぺらぺらで声に芯がなくて、抑揚がない、元気がない、舌っ足らずで滑舌が悪い。

今思えば、なにもそんなにもネガティブに考えなくても、って思うんですが、コンプレックスっていうのはそうゆうことなんでしょう。

しかしまあそんなんで、よく歌を歌っていこうなんて思っていたなと、今更ながら感心します、というかそれがどれだけ無謀なことがわからないくらい世間知らずだったということですが。・・まさに「どんだけ〜」ですね。

そんなふうに、自分の声を憎みながら、それでも自分の歌を作ってずっと歌を録っていました。

それからかなりの時間が経って、今では歌は作っていないけど、なにかしらの時には iPhone で録音したり、好きな詩や本を朗読したりして、ちゃんとお腹から、息の通った声を出す練習をしています。声を仕事にしたいとか、そうゆうこともないのですが、あきらめたくなかったんでしょうね。

今では、決していい声ではないけど、まあそんなもんだろうと思えるようになりました。少なくとも、不快な音とはかんじなくて、ちょっと好きになれた気がします。

IKKO は、こう言っています。

コンプレックスがあったから今の私がいる

コンプレックスなんて誰でもあるものだから、うまく付き合っていくほうがいい行き方ができるのかもしれませんね。

ちなみに、こんな名言も思い出しました・・・。

コンプレックスを舞台に上げればそれはロックになる by 大槻ケンヂ

まとめ

かなり脱線して、本の内容にはあまり触れていませんが、悩める自分探し子羊にとってはいい本だと思います。さらっと読めますし、女性だけでなく男性が読んでもいいんじゃないでしょうか。


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