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日本語についての発見。
- 2012-12-10 (月)
- 頭ん中
日本語について。
ずいぶん前から、日本語は不利だと思ってきた。
英語と比べて。
50音。文字の数が多い。
アルファベットは、26文字くらいか?
ひるがえって、日本語。
ひらがな、カタカナ、漢字、もちろんカタカナ英語も生活の中に入ってくるわ、和製英語なんてのも。
同じことを言うにも、何通りの方法がある。
外国の方に言わせれば、敬語という概念が難しいらしい。
効率だけ考えれば不利なのかも。
学習コストがかかる。
ことWebをはじめると、ソースコードが英語で成り立っているということで、さらに不利だと感じた。
各セレクタの名前を一度訳して認識する。認識しづらい。
発祥が英語圏なので、それは仕方のないこと。
と、デメリットばかりじゃないかと思っていたところに、ふと‥‥。
『これだけ表現が豊かな言葉は、世界中どこを探してもない。』
使い古された言葉だし、誰かさんがそんなことを言っているのはよく見聞きしていた。
でも、自分の腑に落ちたのは、今日のこの瞬間がはじめてだったんだ。
日本語に慣れ親しんだからこそできる表現がある。
日本語で30年過ごしたからこそ、つけられる感情の名前がある。
同じ「Beautiful!!」を、一番自分の感覚に近い言葉を選ぶことができる日本語。
それをもっと深く知れるよう、日本語を愛し、研究しよう。
それが、自己表現を誰かに伝える手助けになる。
なんて。
逆に、昔から日本語の方がすぐれているなあって思っていたことに、
「同じことを言うのにも、早くすむ」
ということがあるんですが、英語の方が音を発している時間がながいですよね、たぶん。
それも、単に「時間」という一つのあるものさしだけで計っていた若き日の過ちですなあ。
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