後悔しない選択ができるようになる。人のコアバリュー（基本的価値観）という考え方。

自分理解や、行動の選択をする際に「コアバリュー」という考え方を取り入れると人生がうまく進むのでは？という仮説を元に「人のコアバリュー」という考え方を提案します。

一般的にコアバリューとは？

まず、一般的に「コアバリュー」とはどういったものを指すのかを見てみましょう。

コア・バリューとはブランドが持つ中心的な価値のことをいう。（引用元：コトバンク）

このように、ブランドに焦点があたっているもの。こちらはマーケティングにおけるポジションの話に活用できそうでしょうか。

また、

社員が業務を遂行し行動する基盤となるもの、それは企業の価値観によって形成されます。（引用元：日本テトラパック株式会社）

というように、企業の行動基盤としてコアバリューを謳っているところがいくつかありました。

とりわけ、ブランドや会社組織などの方向性を決定づけるため、根幹に位置する価値観を端的な言葉で表しているものであると感じました。

コアバリューを知るメリット

調べているうちに、こんな文章を見つけました。コアバリューの重要性を端的に表しています。

コア・バリューは、会社の雰囲気、文化を作る。メンバーそれぞれの判断基準となり、決断スピードを上げる。コア・バリューが明確な会社は、会社の文化に合った人材を雇用するためのしっかりとした採用基準を持つことができる。そして、メンバー同士の絆そのものとなって、メンバー全員を同じ方向に向かわせるための重要な要素となる。（引用元：会社のコア・バリュー | Hiro Maeda）

以下、メリットを抜粋します。

• 雰囲気、文化を作る。
• 判断基準となる。
• 決断スピードがあがる。
• 採用基準となる。
• メンバーを同じ方向に向かわせる。

人のコアバリューというものを提案します

ブランドや会社組織だけでなく、個人においてもコアバリューは重要な役割を持つのではないかと考えました。そう至ったきっかけは、「才能が9割（著：北端康良）」を読み、才能プロファイリングを実践したからでしょうか。

僕のコアコンセプト（人生で最も大切にしたい価値観）は「ほんとうのこと、が知りたい。」です。

「本当」が根幹にあるのは間違いないのですが、いやまてよ、他にもいろいろとあるよな、と。例えば「実験」だったり「成長」だったりと言ったものです。こういったものを、いくつか心にとめて置けば、なにか判断をするときに後悔しない選択ができるのでは？というのが発想の大元にあります。

コアバリューの例　僕のコアバリュー

では、具体的に人のコアバリューを表すとどうなるでしょうか。僕の例を挙げてみます。

1.本当 2.個性 3.斬新 4.綺麗 5.実験 6.成長 7.工夫

です。詳しく見てみます。

本当

ほんとうのこと、本音。本質的であること。

個性

他と違っていること。自分だけのもの。

斬新

他にないこと。革新的であること。

綺麗

美しく、整っていること。

実験

やってみたくてウズウズしてしまう感覚。

成長

自分だったり、他人でも。成長が感じられること。

工夫

思わず感心してしまう、ちょっとした創意工夫。

コアバリューの作り方

僕は、以下の手順で行いました。

1. 自分の行動を振り返って、ぴったりくる言葉を探す
2. 逆に、これは違うなと言う言葉を探す
3. たくさんピックアップし、似たような言葉は1つにまとめる
4. 本当に大事だと思うものを7つに絞る

以下、ポイントです。

• 自分にしっくりくる言葉を選ぶこと
• 細かい言葉の意味は気にしすぎない
• フィーリングを大事にする
• 数は、キリのいい数字を適当に決める

複数人で使うものではないので、自分の感覚やフィーリングを大事にすると良いかと思います。

まとめ

上記のように、7つの価値観を言葉にしてみました。考えてみれば、ずっと自分が大事にしてきた当たり前のものです。しかし、このように言語化することによって、選択の基準に使えるツールになるのではないかと思います。皆さんも、自分のコアバリューを考えてみてはいかがでしょうか。

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