ブータンの人は、自分探しなんつって深刻になるのだろうか。

先のWCANのLT、本当に得るものが多いと感じます。あれから、いろんなことが頭に浮かんでは消え、それをつなぎとめておくために書き留めておいたいくつかのメモがあります。

みんな、真剣に自分と向き合っている人って、そんなに多くないのではないかな。 それがなくても、なんとなく生きていけるし、日々の生活に追われ、しがらみに絡めとられ。

でも、本当の自分を知ることは、自分にとっても大切なことだし、まわりの人にもいい影響を与えるんだと思います。それがつながり、重なって・・・

と深刻になりそうな状況で、ふと頭をよぎるのがブータンのことです。

ぼくの中で、ブータンの人というのが「ひとつの理想の人の暮らし」であるわけですが（といっても、人に聞いた程度の知識ですが）、果たしてブータンの人がそんなに深刻に考えているのか。と、問われれば、答えは否ではないでしょうか。

もっと、毎日ゲラゲラ笑って、怒って、自然や家族のような根本的なことに喜びを感じ、女の子といちゃいちゃしたいと歳を重ねた人でも大まじめに言う。動物的といいましょうか。

自分探しとか、眉間にシワをよせたような深刻な顔つきはまったく想像できません。

でも、ブータンの人にその「問い」をすると、スラスラと答えが返ってくると、想像できます。（あくまで想像ですが‥‥） 考えるというよりは空気のように自然と、そのやり方を身につけているんじゃないかと、思うんです。

それは自分に対して素直であること。

自分を探すことって、深刻になって考えることや、外化だとか、それも大事だと思いますが、まずは「自分に素直になること」これがいちばん大事ではないかと思いました。

ちゃんちゃん。

Photo is taken by United Nations Photo

---