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LT参加への葛藤・気づきなど、もろもろ。WCAN2012Winter
- 2012-12-25 (火)
- つたえる
2012冬のWCANでライトニングトークさせていただきました。
いろいろあったけど‥‥ひとつ言えるのは「やってよかったぁ!!」ということ。
- スライド制作中の気づき・葛藤
- 当日の内容補足
- みなさんの反応集
- まとめ
と、大きく4つに分けて書いておきます。
スライド制作中の気づき・葛藤
とりあえず、「やります!」と宣言しました。テーマは、なんとなく案がぽこぽことあったけど、決めてはいませんでした。あとで決めればよいだろう、と。いくつかの中から二つにしぼり、そこから「よし自分探しをテーマにしよう」と。
準備中の葛藤
それはもう、葛藤でした。自分の内面をおおっぴらに出す。200人の前で、これは緊張する。「自分人生迷ってます」と、わざわざ人前に出て話すってことですから。
「まだできてもいない人間が話なんかするなよ」とか、見えない声が聞こえてきたり。でも、決意の意味も含めてやろうと、テーマを変えることはしませんでした。
冷静に分析すると、こんな効果があったと思います。
- 決意を周りに伝える
- 自分ブランディング
- おおげさな自己紹介
一番重要だと感じたのは「決意を周りに伝える」。
自分が「何者かに変わりたい」と思ったとき、いちばんいいのは「その変わりたい者を思い描き、誰かに伝える」ことだと思います。ぼくは200人に宣言したわけですが、この「変わりたい」が背中を押したのかもしれません。
「伝える」方法の気づき
スライド作り自体も、それなりに試行錯誤しました。内容が内容なだけに気を使います。独りよがりになっていないか、まだ見つかってないんだから上から目線にもなれない、等身大で自分が体験したことを伝えることを心がけました。
精神的な面だけでなく、技術的な気づきもありました。一石二鳥!どころか三鳥、四鳥・・・!
話を展開する上で、無駄なものをそぎ落とす必要があることに気づきました。足したり引いたり、そして順番を変えてみたり。
- 伝えたいことをまず考える。
- 結論に到達するためにストーリーを考える。
- とにかく結論に焦点を当てると、無駄なものが見えてくる。
- いらないものは捨てる。
- 特にいらないのは、いい訳や要らぬ冗談、弁解、自分を落とす言葉などなど。
当日の内容補足
少し補足します。Evernoteのくだりです。時間の関係で、かなり簡潔にしか伝えられませんでしたので。
保存(片っ端からクリップする。)
これは、ことばの通りです。日々ネットを見ているとき、日常でも、気に入ったものをクリップしていきます。お気に入りのスクラップブックをつくるようなものでしょうか?ここではあまり考えず、ちょっと気になったら保存していきます。(有料プランにしないとアップしきれないのはネックですが)
ラベリング(グルーピング、名前付け)
このあたりのことが機能的に簡単にできるのがEvernoteのいいところです。「ノートブック」「タグ」などを使うと必然的にグルーピングと名前付けができます。一番具体的な「ノート」を、一段階抽象化(ノートブック名、タグ名)するイメージです。
後で触れる(ときめくかどうか?)
これもEvernoteでやると便利な点です。ぐっとさかのぼって触れてみる。あるタグでしぼって触れてみる。必要なものを検索したついでに触れてみる。
このとき「自分のトキメキ基準」を意識すると、自分がどんなものが好きなのか、ビックリするくらい顕著にわかります。トキメキ基準については、こんまり先生の本をご参考に(→以前ブログに書きました)
みなさんの反応集
聞いていただいたみなさんからの反応で、これまた気づくことがいろいろあります。
40にして、惑いまくってますよ。(Kせんせい・Hさん)
周りからは自信持って進んでるように見えても、そうなんですね。やっぱりぼくの言っていることは理想かも、なんて思ったりもしちゃいます。
今は見えてる。でもまたしばらくしたら、探すんだろうな。(Nさん)
見えてる人にとっては「あーはいはい」という内容だったと思います。そして興味深いのが、しばらくすると「また探しはじめるんだろう」と言っていたところ。
理想とは違うけど、今は下積みだと思って。(Nくん)
これは必要なことかもしれません。その先に、思い描く自分があればがんばれるはず。
エバーノートのくだり、いらないんじゃないですか?でなくても、ジョン好きなんでしょ?(A社のYさん)
いや、それは違うんです。そりゃ昔からジョン・レノン好きでしたけど、「トキメキ基準を知る→触れてみる」で確実なものになった、というか。ぼくちょっと変わっているのかもしれないんですけど、20代後半くらい、この会社に入ってしばらくの間、本当に自分がわからなかったんですね〜。最近ようやく見えてきた感じです。33歳、冬にして。
そもそもなんでLTやろうと思ったんですか?(みなさん)
ここで気づいちゃったんです!ぼくは目立ちたがりなのかもしれません。。
パンクなんだって、これ
これまた、今回の件で気づいちゃいました。
「内面をさらけだしていく」これ、パンクなんだってことに。
銀杏BOYZの峯田くんの歌をはじめ、大槻ケンヂの名言「コンプレックスをステージに上げるとロックになる。」、忌野清志郎・・・
このあたりの思想が影響を与えている可能性は大です。そもそも、そのノリでこのブログを書いているという節もありますし。
ということで、まさに「外化して自分を知った」LTとなりました。最後に、これ人によっては2度目ですが・・
少しでも感じていただけた方、自分の居場所がわかんないという方、ぜひ行動してみてください。「ここより違う風景が見れんだろ?」と、アクマもいっております。(映画ピンポンより)
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