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夜と霧 新板(著:ヴィクトール・E・フランクル 池田香代子 訳)を読んで。
- 2012-10-02 (火)
- 魂がふるえた
読みました。「夜と霧」。
その存在をはじめて知ったのは、柳澤大輔さんの本「アイデアは考えるな」に出ていたから。興味を持つものの、しばし時は流れ、評判の映画「夢売るふたり」の西川美和さん×糸井重里さん対談での再登場で、読みたい度がいっきに加速しました。
ちょっとおおげさに書けば、この対談の中で、ある意味「震災で命を救った本」という書かれ方をしていたのですね。あ、この対談すごくおすすめです。
少し引用させていただきます。
収容所でひどい経験をした側にも、悲しい、苦しいだけじゃなくて、優しかったり、勇気を持っていたりと、さまざまな気持ちの人がいたということが上手に書いてあります。
もちろん信じられないほど辛いところも見てるんです。起こっていることはものすごいのに、「どこにいるか分からない家族のことを想像してるときには心が穏やかになる」という文章があったりする。
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