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LT参加への葛藤・気づきなど、もろもろ。WCAN2012Winter

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2012冬のWCANでライトニングトークさせていただきました。

いろいろあったけど‥‥ひとつ言えるのは「やってよかったぁ!!」ということ。

  • スライド制作中の気づき・葛藤
  • 当日の内容補足
  • みなさんの反応集
  • まとめ

と、大きく4つに分けて書いておきます。


Photo is taken by Takuo Yamada


スライド制作中の気づき・葛藤

とりあえず、「やります!」と宣言しました。テーマは、なんとなく案がぽこぽことあったけど、決めてはいませんでした。あとで決めればよいだろう、と。いくつかの中から二つにしぼり、そこから「よし自分探しをテーマにしよう」と。

準備中の葛藤

それはもう、葛藤でした。自分の内面をおおっぴらに出す。200人の前で、これは緊張する。「自分人生迷ってます」と、わざわざ人前に出て話すってことですから。

「まだできてもいない人間が話なんかするなよ」とか、見えない声が聞こえてきたり。でも、決意の意味も含めてやろうと、テーマを変えることはしませんでした。

冷静に分析すると、こんな効果があったと思います。

  • 決意を周りに伝える
  • 自分ブランディング
  • おおげさな自己紹介

一番重要だと感じたのは「決意を周りに伝える」。

自分が「何者かに変わりたい」と思ったとき、いちばんいいのは「その変わりたい者を思い描き、誰かに伝える」ことだと思います。ぼくは200人に宣言したわけですが、この「変わりたい」が背中を押したのかもしれません。

「伝える」方法の気づき

スライド作り自体も、それなりに試行錯誤しました。内容が内容なだけに気を使います。独りよがりになっていないか、まだ見つかってないんだから上から目線にもなれない、等身大で自分が体験したことを伝えることを心がけました。

精神的な面だけでなく、技術的な気づきもありました。一石二鳥!どころか三鳥、四鳥・・・!

話を展開する上で、無駄なものをそぎ落とす必要があることに気づきました。足したり引いたり、そして順番を変えてみたり。

  • 伝えたいことをまず考える。
  • 結論に到達するためにストーリーを考える。
  • とにかく結論に焦点を当てると、無駄なものが見えてくる。
  • いらないものは捨てる。
  • 特にいらないのは、いい訳や要らぬ冗談、弁解、自分を落とす言葉などなど。

当日の内容補足

少し補足します。Evernoteのくだりです。時間の関係で、かなり簡潔にしか伝えられませんでしたので。

保存(片っ端からクリップする。)

これは、ことばの通りです。日々ネットを見ているとき、日常でも、気に入ったものをクリップしていきます。お気に入りのスクラップブックをつくるようなものでしょうか?ここではあまり考えず、ちょっと気になったら保存していきます。(有料プランにしないとアップしきれないのはネックですが)

ラベリング(グルーピング、名前付け)

このあたりのことが機能的に簡単にできるのがEvernoteのいいところです。「ノートブック」「タグ」などを使うと必然的にグルーピングと名前付けができます。一番具体的な「ノート」を、一段階抽象化(ノートブック名、タグ名)するイメージです。

後で触れる(ときめくかどうか?)

これもEvernoteでやると便利な点です。ぐっとさかのぼって触れてみる。あるタグでしぼって触れてみる。必要なものを検索したついでに触れてみる。

このとき「自分のトキメキ基準」を意識すると、自分がどんなものが好きなのか、ビックリするくらい顕著にわかります。トキメキ基準については、こんまり先生の本をご参考に(→以前ブログに書きました

みなさんの反応集

聞いていただいたみなさんからの反応で、これまた気づくことがいろいろあります。

40にして、惑いまくってますよ。(Kせんせい・Hさん)

周りからは自信持って進んでるように見えても、そうなんですね。やっぱりぼくの言っていることは理想かも、なんて思ったりもしちゃいます。

今は見えてる。でもまたしばらくしたら、探すんだろうな。(Nさん)

見えてる人にとっては「あーはいはい」という内容だったと思います。そして興味深いのが、しばらくすると「また探しはじめるんだろう」と言っていたところ。

理想とは違うけど、今は下積みだと思って。(Nくん)

これは必要なことかもしれません。その先に、思い描く自分があればがんばれるはず。

エバーノートのくだり、いらないんじゃないですか?でなくても、ジョン好きなんでしょ?(A社のYさん)

いや、それは違うんです。そりゃ昔からジョン・レノン好きでしたけど、「トキメキ基準を知る→触れてみる」で確実なものになった、というか。ぼくちょっと変わっているのかもしれないんですけど、20代後半くらい、この会社に入ってしばらくの間、本当に自分がわからなかったんですね〜。最近ようやく見えてきた感じです。33歳、冬にして。

そもそもなんでLTやろうと思ったんですか?(みなさん)

ここで気づいちゃったんです!ぼくは目立ちたがりなのかもしれません。。

パンクなんだって、これ

これまた、今回の件で気づいちゃいました。

「内面をさらけだしていく」これ、パンクなんだってことに。

銀杏BOYZの峯田くんの歌をはじめ、大槻ケンヂの名言「コンプレックスをステージに上げるとロックになる。」、忌野清志郎・・・

このあたりの思想が影響を与えている可能性は大です。そもそも、そのノリでこのブログを書いているという節もありますし。

ということで、まさに「外化して自分を知った」LTとなりました。最後に、これ人によっては2度目ですが・・

少しでも感じていただけた方、自分の居場所がわかんないという方、ぜひ行動してみてください。「ここより違う風景が見れんだろ?」と、アクマもいっております。(映画ピンポンより)


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※この記事を書いた人、ミズノケイスケに興味を持っていただけましたら、リンクツリーをどうぞ。

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