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プロの保育士直伝。子どものわがままにどう付き合えばよいか? NHK Eテレ「すくすく子育て」より。

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2014/03/15のすくすく子育て(NHK Eテレ)見ました。くわばたりえさんが復活しましたね。

テーマ:子育てがラクになるプロのワザ
子どもが思い通りに動いてくれない…。そんなとき、プロの保育士さんたちは、どうやっているのでしょうか?保育のプロの経験と工夫に迫ります。

放送のメモと少し気づいたことがあるので書いてみます。

MEMO

オムツ替えを嫌がるときは?

  • 「ヤダ」って言われたら、「そうだよねえ」といって、まず一度受け入れる。
  • 老人介護でも同じ。「オムツ替えましょうね」といってから1分くらい待つ。すると脳の中で準備がはじまる。

薬を飲んでくれないときは?

  • 薬を飲む容器や場所を変える。
  • 夢を与えるいい方をする。
  • リラックスする雰囲気作りをする。

鼻をかむのを嫌がるときは?

  • 押し付けられると反発する。選ばせてあげるといい。
  • 「どっちで拭くといい?」と聞いてあげる。喜びそうなのを最後に出す。

お風呂に入るのを嫌がるときは?

  • お風呂にみかんの皮を入れる。
  • これを「儀式化」という。喜びそうなことを儀式にする。

いつまでも遊びをやめないときは?

  • 「何回?」と聞いて子どもに答えさせる。
  • まず「そろそろ終わりだよ」と言う。それから子ども自身に選ばせる。
  • これを続けると習慣になっていく。
  • 否定的な言葉を言うと鏡のように返ってくる。肯定的ややり方をしたほうがいい。

子どもと関わる時間が少ないときに心がけること

  • 遊びは長さじゃなくて濃度。短くても本気で遊ぶ。話をするときは子どもの目を見て。

感想・気づき

いくつかのテクニックから抽象的にポイントを3つにまとめてみました。

  • 子どもの思いを一度受け入れる。受け入れた上で対処する。(頭ごなしに否定しない)
  • 選択肢を与えて選ばせる。
  • 自分で決めさせて、守らせる。

すると、これって、これクライアントワークをうまくやる方法と同じだ!と気づきました。大人も子どもも同じ人間、変わらないと言うことでしょうか。おもしろいものです。

あと、この番組でいいなーと思うことに、解説の先生がたの説明があります。

まず、相談者のお困りごとが発表され、それに対する具体的なテクニック、その後、どうしてそうなのか?という原理が語られるんですね。

お困りごと⇒手法⇒原理 というように。

このように説明してくれると、応用が利くというか、場当たり的な対処にならなくてよいですね。

理論がわかっていても、実践できなきゃ意味がない。「まず受け止める、はね返さない」「選択肢を用意する、選ばせる」肝に銘じます。


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