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子どもと大人の境界線。

Babyちゃんは、いま「赤ちゃん」だよね?って、あたりまえかあ。
カタイ言い方をすると「乳児」だね。
もうしばらくしたら「子ども」って言われるのかな。

おおきくなって、小学校の高学年か、中学生くらいになると「いつまでも子どもだと思わないで!」なんて、言う日がくるのかな。
ドラマじゃないんだから、そんなことは本当は、言わないかもしれないね。

20歳になると「成人式」ってのがあって、それを過ぎるとこう言われるんだ。
「君達はもう大人なんだから」
そう、世間では、20歳を過ぎると「大人」ってことになるんだね。


ここでちょっと、パパの子どものころの話をしてもいい?
「大人」ってさ、なんていうか、完璧で完成されてて、間違いない人たちなんだって思ってた。
なんてったって「大人」なんだからさ。


で、パパも20歳を過ぎて「成人」して「大人」の仲間入りをした。
それからずいぶん経って、Babyちゃんが生まれたのは、パパが33歳のときね。
33歳と言えば、もうずいぶん立派な「大人」のはず。

でも、子どものころに思っていた「完璧な大人」には全然なれやしない。
というか、気づいちゃったんだけど、「完璧な大人」なんて本当はなかったんだよね。勝手にそう思っていただけ。


それと、パパは実は、自分が「大人」って実感がまだなくってね。
もちろん「成人式」のときにも実感なかったし、今でも、あんまりないんだな。
「子ども」と「大人」の 境界線なんて、ないのかもしれないね。

それと、パパは「子どもに戻れる大人」「子どもみたいな大人」が好きだな。

Photo is taken by Michael Zimmer


生後50日目の娘。


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