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HCD-Netセミナー名古屋#6 XB法を学びました。

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9月19日(土)はHCD-Netのセミナー参加しました。2012年の名古屋セミナーとしては6回目、今年最後のセミナーでした。

テーマは「XB(クロスビー)法」。名前と「感動体験をうんぬん」程度のことは知っていて、もっと知りたいと思い参加しました。

感想を書いておきます。

XB法でなにができるのか?

まずアイデアの発想手法である、と。新機能企画、サービス企画、広報戦略、店舗計画などのアイデア出しの際に力を発揮するとのことでした。

概要は、Webサイトにまとめられています。

ちなみに、今回のワークショップでは、「人生を豊かにする記録手法」というテーマでした。ということは、逆に考えると「記録を伴う、サービスなり商品の企画ができる」ということでしょうか。

手順はわかりました。が・・・

講師の三澤先生の進行のもと、XB法の手順を体験しました。すると、それなりにすんなりと進めることができ、「人生を豊かにする記録手法」を踏まえたサービスを企画し、その他ービスの体験シナリオを書くところまではできました。


後になって気づいたのですが、ひとつひとつの作業が最終的なアウトプットにつながるように設計されていたように思います。

ぼくらは3人のチームでワークショップは進みました。例によってポストイットを使ったブレスト方式です。


と、これでわかった気になってはいけない、と。帰りの電車の中でボンヤリ考えていたわけですが、先生のお膳立てがあった上で今回の成果物があります。もし、これを自分で使ってみようとした場合、どうしたらいいのでしょう?あわわ、なにからはじめたらよいのか。。

もうひとつ、先生のファシリテーション力があってこそのXB法だと思わせる逸話があります。

セミナーの締めに参考として挙げられていた記事です。実際のXB法を利用して実在する商品を企画した時の様子が書かれています。

この記事を書いた石井さんも、折にふれて三澤先生のファシリテーション力について書かれています。

問題は、問いの立て方

ちょっと実験です。たとえば、

ネットで野菜を販売する際に、新しい付加価値を付ける

というお題があった場合にはどうしたらいいのか?

むむむ。。

そもそも、「美味しいものを食べる」というのは、7つの感動体験のうちのどれにあたるのか?

うーーん。

ひとつだけがあてはまる訳ではないのか。どの感動体験かを選ぶかで、企画の方向性にも影響してくるのかも。

  • 「G1 効果抜群のユーティリティ」であれば、「こんな手軽においしい野菜料理が味わえるのか!」という感動体験。
  • 「G2 目からウロコの新体験」であれば、「こんなおいしい野菜があったのか!」とか「こんな食べ方だとこんな味がするのか!」という感動体験。

というように。

7つの感動体験から、企画の方向性を決める。G2にしたとしたら、「新しい感動が味わえる家庭での野菜の食べ方」というテーマでXB法をする。

なんとなくわかってきたような、やっぱりわからないような・・・。

体験が先!!

セミナーのまとめでもありましたが、XB法のよいところは人の体験にまずフォーカスできるところだと思いました。

ともすると、「儲けたい!」だとか、「これがあるから何か売りたい!」から企画がはじまってしまうことって、往々にしてあると思います。そこに「まった」をかけられるのがXB法のいいところではないかと。

ちょっと中途半端になってしまいましたが、これにてセミナーの感想とさせていただきますm(._.)m

参考リンク


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