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母親からの唐突の「生まれ変わり」論
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- 2010-06-20 (日)
- 魂がふるえた
今日は妹の結婚式とは別に、
もうひとつうれしいことがあった。
というか、うれしいの一言で片付けるには
少々乱暴すぎる不思議な感覚だった。
妹の結婚式が終わって、家族でご飯を食べているとき、
お父ちゃんが、
「妹は失くなったお母さん (おばあちゃん) の
生まれ変わりだと思う時がある」
と言い出した。
その詳細は置いておくとして、その流れで母親が
「その話はピンとこないけど、あなた (ぼく) は
亡くなった弟 (母親の弟さん) の生まれ変わりだと思う」
と言い出した。
この瞬間に、ぼくはこの不思議な感覚になった。
うれしいのと同時に、なにかがぶるぶるっと震える不思議な感覚。
弟さんが亡くなったのが2月、その年の12月にぼくが生まれたので、
ちょうど10ヶ月後ということになるそうだ。
普段はこんなことは言わない母親も、
今日ばかりはいつもと違う心境だったんだろうか・・。
ぼくは、母親の弟さんのことをあまりにも知らない。
でも、ぼくはひいおばあちゃんのお葬式のときに、
弟さんの部屋に残されてた大量のレコードをもらっていたから、
音楽が大好きな人だということはわかっていた。
とくにビートルズとか、その時代のロックね。
音楽が好きな自分としては、それがうれしいというのは
もちろんあるのだけど、でもそれだけじゃなくて、
自分の拠り所となる手がかりを見つけたような、
・・・やっぱりこの感覚をうまく説明できないんだけど、
とにかく不思議な気持ちになった。
ひとが「生まれ変わる」とか、まったく信じないし、
この件で信じるようになったということもないんだけど、
このことについて考えるのは自分にとって
なにか意味があることなんじゃないかと思う。
もう少し探してみよう。
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