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夏のはじまりあつくて湿っぽいのが降ってきた (サマー・シンフォニー / 曽我部恵一)

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曽我部恵一の新曲が突然降ってきた。
梅雨の終わりのこの時期にね。

なんと、フリーダウンロード。
そしてさらに、まさかの展開。

雷も連れて、湿っぽくて、
まさに夏がはじまろうとしているこの時期にぴったりだ。

[ototoy] 特集: 曽我部恵一

昨日ダウンロードして、
さっきで4度目かな。

とにかくかっこいい、
いや彼の言葉でいったほうがいいか。
最高にクール。

残念ながら、
語れるほどの言葉を持ち合わせておりませんが。

開始直後、まさかのHIP HOPトラックは、
湿っぽくてファンキー。
細かく切り貼りされた音はどこまでも生身。

そして、まったく変わらないのが 相変わらずのPOPさ。

ラップはどことなくBIKKEや向井秀徳の匂いがするけど、
結局それも含めて曽我部恵一なんだ。

いちど聴いてすぐこんなことをつぶやいていた。

やっぱりだ、「何を」とか「どんな形式で」とかじゃなくって、「誰が」とか「どんな気持ちで」とかを感じることが大切。

いい音、伝わる音って、
小手先のテクニックやフォーマットなんて
関係ないんだろう。

伝えたいことと、その人がなにを見て
なにを思って生きてきたか。

今年も暑くて気怠い夏がやってくる。

サマー・シンフォニー / 曽我部恵一 / 2010年


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