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「10人の法則 著:西田文朗」読みました。

お正月休みにさーっと読んで、そのまま寝かせてしまっていた。「10人の法則 著:西田文朗」の感想を書いておきます。これは、もともと嫁さんが買って、勧められて読んだもの。量もほどよくすらすら読めました。

まず前書きを読んで若干の精神的ダメージを受けました。

「あなたが、心から大切に思う人を何人あげられますか?」

実際に目を閉じて考えてみました。

・・・うーん。

なんだか自分が情けなくなってきます。

とにかく、このままじゃダメだと思ったわけです。

どうしたらいいか?

答えはこの本に書いてありました。「10人の法則」を実行すればすべてが変わると。当たり前のように書いてある。

そう、やればいい。うん、やる。一年以内に。

劣等感なのか

読んでいくと、著者の過去や実体験が語られてるのですが、それが自慢に聞こえてしまうのは、自分の中の劣等感からか、現状に満足していないからなのか。ただ、この方、若い頃の自分を「バカだった」と振り返っているのですが、それでもぼくからしたら十分に成功しているという成果が出てるんですよね。

・・・ええ。関係ないですね、人は人。自分は自分。

琴線に触れた・・

個人的に響いて、覚えておこうと思ったところに付箋をぺたぺた貼っていきました。それをもとに少しまとめてみました。(そのまま引用しているものと、自分の考えをまぜて発展させたものがあります。)

  • 人生の師をもとう。師を持つことは最高の人生開発プログラム。
  • 自分がどんな人間なのかは、自分がどんな人間と付き合っているかでわかる。
  • つけあがっていても許される「若さの特権」というものがある。
  • 松下幸之助さんの面接の有名な話「あたなは自分を運のいい人間だと思いますか?」という質問。
  • 目標に対して、イメージ・思考・感情が一致する「メンタルピタゴラス状態」。
  • マイナス感情の根っこには、動物的な自己防衛本能がある。
  • 人間も動物。喜びという報酬が欲しくて懸命に働く。
  • 志の高さとは、自分の努力によって幸せになるひとの数で決まる。
  • 「高い志を持てる」という才能が存在する。
  • 人類は、人の喜びを喜べるという力により繁栄した!?
  • 人の心は振り子と同じ。悪いほうに大きく振れれば、その逆にも振れる。
  • 感謝とは、肯定して、受け入れることである。
  • 「ありがとう」という言葉は、自分も人も素直にする。
  • まず一番大事なのは、現実を素直に受け入れること。
  • 人生を豊にするもののひとつは、尊敬する友。
  • 人を動かす一番強い本能は自己防衛本能。自分を守ることが最優先されている。
  • 多くの人が口にしている「感謝している」は、実際は「感謝しなければならない、感謝すべきた」という意味である。
  • 両親に「あの人みたいに育ててくれればよかったのに」なんて思うヤツは大バカ者。
  • 困ったときは同業の人に相談する。悩んだときは異業種の人に相談する。
  • 人間の脳は「過去」を生きている。自分に閉じこもっていると広がっていかない。
  • 若いときほど家系図をつくるべきだ。
  • 誰でも簡単にできる「無財の七施」。

こうやってかいつまんで拾っていくだけでも、心にズシンとくるものがあります。

感謝の気持ちは死の恐怖にも勝つ?

ある18歳の少年飛行隊の絶筆、読んでいてぐっときました。母親への感謝の気持ちで死の恐怖に向かっていったと書かれています。文章がネット上にあったので、引用しておきます。

母上、お元気ですか。長い間、本当にありがとうございました。我六歳のときより育ててくだされた母。継母とはいえ、この種の女にあるがごとき不祥事は一度たりとなく、慈しみ育てて下されし母。ありがたい母、貴い母、おれは幸福だった。ついに最後まで、「お母さん」と呼ばざりし俺。幾度か呼ぼうとしたが、何と意思薄弱な俺だったろう。母上、お許しください。さぞさびしかったでしょう。今こそ大声で呼ばさせていただきます、お母さん、お母さん、お母さんと。(「板津忠正さんにインタビュー」より引用)

なあ、母上よ、あなたもそうなんかねえ。


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