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(神本!)アイデアの作り方 ジェームス・W・ヤング

まず、これは、「アイデア」という言葉を見て「少しでも自分の中に引っかかるものがある」人は、すべからく読んだほうがいいと思います。(僭越ながら断言させていただきたいっ!)

「アイデアの作り方」という、一見シンプルなこの本のタイトルはいたるところで見聞きしていました。図書館で偶然目にとまり、手に取り、その薄さがそうさせたのかもしれません(運命感じました)、借りて読んでみました。

「アイデア」などどいう曖昧で形のないものに「作り方」なんてあるのだろうか?

はたして、答えは、・・・ある!!

まるで料理のレシピのように!プラモデルの説明書のように!(著者は「フォード車の製造」と表現していましたが)、「作り方」は存在し、その方法が100ページ程度(解説を抜けば実質62ページ!)の薄っぺらい本に書かれているのです!(鼻息荒め)


あわてて買い直したため、ただいま2冊持ってます。


『60分で読めるけれど 一生あなたを離さない本』

帯のこのメッセージに間違いはないと思います。

作り方メモ

まるでレシピのように書き記します。

  1. イシューをつかむ
    何のどんな問題に取り組むのか?
  2. 資料を集める
    イシューに対して関係のありそうな情報をできるだけたくさん集める
    ※一般資料は常に意識して集める
  3. 情報を細かくしてストックする
    並べ替えが簡単にできる状態にしておく。一覧も簡単だとなおよし。
  4. いじりたおす
    色んな組み合わせをしてみる。もうダメだを経験する。
  5. ひらめきを待つ
    無意識で熟成されるのを待つ。するとあらわれるのだそうだ。ユーレカ(謎)が。
  6. アウトプットして評価
    ヒラメキはヒラメキ。誰かに評価してもらう必要がある。
  7. カタチににする
    ここが一番重たいところ。できるひととできないひとの差はここ。できるまで粘り強くあきらめないこと。

さて、ここで問題になるのが、この考え方、かなり上位の概念だと思うんです。ゆえに、何を言っているのかさっぱりという可能性も。しかし!それゆえに応用が利くと思うんです。

ありとあらゆる創造活動に、魔法のようなスパイスを。

それを可能にするのが「アイデアの作り方」です。


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