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器用貧乏は器用貧乏なりに、豊かに生きていきたいと、そう思うのです。

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用貧乏とは、まさにボクのことをいうのではないでしょうか。

【一道に達すれば自ずから他に通ず】

会社の流し台の横にかかっていました。

まさに、ここ最近のモヤモヤを言い当てた言葉で、ドキリ。そしてグキリ。

例えば仕事(Web)だと、コーディングからCMSまでは順当にきて、アクセス解析とSEOをかじり、HCDを知ったきっかけで企画ディレクション方面へ、情報デザインやら、インタビュー、それとコピーライティングにも興味を持ち、そのかたわら、ビジュアルデザインはずっとやりたいなーって思ってる。

例えば趣味(音楽)だと、アコギでギターをはじめエレキに行くのは当たり前として、誘われたバンドでベースを弾き、スタジオに入ってるとドラムが叩いてみたくなるし、作詞・作曲もしたい、なんだ、パソコン使えば全部自分でできるじゃんって気づいてからは、ヘタクソといわれてもボーカルまでやって宅録でほどほどクオリティ(自分では気に入っている)の楽曲を作る、と。

悪く言えば飽き性。よく言えば好奇心旺盛。

そして、そのすべてが自分が納得できるほどできていない。(まわりから見たらどうかはわかりませんけども)。さらに、自分は「なに屋さんだ」というドメイン(または看板)が定まっていないというのも、自分ですらわからないのに、他の人からはどう見えているのだろうかと、気になるところです。。


ここで、少し引いてみると。

大概のことを並かそれ以上でこなせる反面、突出して優れた分野も持ち合わせていない人、又はその状態。全てにおいて1.5流。同様の意味を肯定的あるいは中立的に表現した単語として、「ジェネラリスト」などがある。

本来の辞書的な意味としては、「なまじ器用なせいで一つのことに集中できなかったり、他人に都合よく利用されて大成できないこと」という人生を通しての状態に視点が置かれていた。しかし現在では微妙に意が変化し、各分野での得手・不得手に視点を置いた用法が多い。引用元

一瞬、褒められているかと思いきや、そうではなさそうです。「他人に都合よく利用されて大成できないこと」とか、ひどいもんです。できればそんな人生は送りたくない。

と、そこで卑屈にならず、前向きに物事を考えたいものです。器用貧乏の利点はないだろうか。

いろんな立場の人の気持ちがわかる
複数の分野を少しずつかじっているということは、それぞれの立場での気持ちがわかるのでは?
一つの方法に囚われない
というのもあるかも。なにかの目的があって、それをやっつけるための武器がいくつかある。ので、一つがダメでも、違う武器を取り出せばよい、とか。

とにかく、これじゃダメだって否定してしまうのは精神衛生上よくない。自分のオリジナルを発見して、育てていきたいな、と、そう思う次第です。


上記リンクに思いがけず出てきて懐かしくなりました。

器用貧乏の例:サマルトリアの王子

すけさんには悪いけど、サマルトリアの王子にはなりたくないなあ〜。


すけさん


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