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共感からはじまる、デザイン。
- 2013-12-17 (火)
- 頭ん中
デザインの原動力、力が沸いてくる根本の源はなんでしょうか?「デザイン思考」のステップの一番最初に位置するのが、「Empathize:共感」です。(参考:デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド)
引用します。
人間中心のデザインでは、まずユーザーを理解することが必須です。あなたが解決しようとしている彼らの問題が あなた自身の問題であることは滅多になく、それはあくまで特定のユーザーが抱える問題です。だから、ユーザーのためのデザインには、彼らがどんな人で何を大事にしているかについて深く共感する必要があります。
自己表現(アート)ではないデザインだからこそ、自分自身ではない誰かのためのデザインだからこそ、対象となるユーザーへの共感からはじまるというの、うなずけます。
そんなことを肝に銘じながら、日々過ごし、なにかのきっかけにひらめいたのがこの図です。
頭で考えただけのデザインは、共感がない。響かない。エネルギーが注入されていないというか、ああ、うまく説明できませんが。「料理は愛情!」と似たようなことなのかもしれません。
「頭から」と「心から」で違いがあらわれることが2点。
- 最終的なアウトプットがユーザーに届くか届かないかのぎりぎりの差
- 作り上げられたものにまとわりつく、ねっとりとしたエネルギーのようなものがあるか
「手」からはじまるデザインは、もはやデザインとは呼べませんね。心どころか、頭すら動いていないものは、機械に取って代わられることでしょう。
もうひとつ、自分自身の話をすれば、「共感」がある仕事というのは、エネルギーやアイデアがどんどん沸いてくる感覚があります。その、心が動いた時のエネルギーがあるかどうかで、「ねばり強さ」が生まれ、最終的なデザインの質を高めるのだと思います。
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