消費の臆病者が消費のクリエイティブに思いを馳せる

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今日トイレでふと思ったこと。

iPodとiTunesで音楽を聴けるようになって、
音楽を聴くのがすごく簡単になった。

大量にあるCDも、iTunesにいれておけば場所もとらないし、
すぐに探せて簡単に持ち運べる。

これはあらためて説明するまでもないこと。

言い換えれば、これらによって
音楽が簡単に消費できるようになった
ということなんだけど、
簡単に消費できる音楽ってなんなんだろう。
そもそも、音楽って「消費」するものなのだろうか。

べつに音楽業界を憂えてる、というほどの
気持ちはないのだけど、今の仕組みだと
「簡単に消費できてしまうんだなー」
と思うと、なんだかどんよりした気持ちになった。

このまま「ただの消費」が加速していくと、
売り手だけがが儲かって、消費されるだけの音楽だらけに
なってしまうんじゃないだろうか。
本当にあるべき、豊かな音楽の消費がなくなっていく。

たぶん「豊かな消費」ってのは、
ここのところ糸井さんが口を酸っぱくしていっている
「消費のクリエイティブ」ってことなんだろう。

大量に速く、という形の「消費」ではなくて、
「豊かな消費 = 消費のクリエイティブ」が大事ってことかなあ。

まあ、「消費の臆病者」になってる自分が言うのもなんだか‥‥

しっかし、ここのところいろいろなことを吸収するも、
特に行動できるわけじゃなく、頭でっかちになってる。

使えなかったらないのと同じ。

とはいえ、今できるのは出すこと。
出せばそれに近づけるんじゃないかと信じて。

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デザイン事務所ポエジー代表／アイデンティティデザイナー「本当のことが知りたい。」をコンセプトに抽象的な概念の世界を浮遊しつつも、肉体的な感動に神経を研ぎ澄ませる人。尊敬する人→糸井重里、あこがれる人→曽我部恵一、ヒーロー→ジョン・レノン。 →もっとくわしく

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