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少年時代の音楽に関する3つのおおきな間違い。(実話)

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子供の頃 (小学校の高学年くらい?) に感じていた
音楽に関する3つのおおきな間違い。
(恥ずかしながら実話です。)

その1 ギターなんかいらん。ピアノでいいじゃん

なんでギターなんて非効率的な楽器が存在するのだろう。
あんなに不安定そうな弦を必死に押さえて、
ピックを使って一本の弦を狙って弾くなんて、まったく狂気の沙汰だ。
それに比べてピアノのほうが整然としていてわかりやすいじゃないか。
一つの鍵盤を押せば、一つの音が鳴る。
それがなんともわかりやすく、右から左に並んでいる。
こんなに効率的でわかりやすい楽器は他にない。
もしギターの音が出したかったら、
鍵盤でギターの音がでるようにすればいいんじゃないの?

殴ってやりたい・・・

その2 歌の良さなんて音程だけで決まるんでしょ

曲なんてあれでしょ?
音程の落差でいいか悪いか決まるだけでしょ?
そんなんだったら誰が歌っても大差ないじゃん。
じゃあ機械から声がでるようにして、
正確な音程をだせばそれだけで済んじゃうじゃん。
歌うたう人なんていらないじゃん。

きみは正気か?

その3 バンドってドラムの人だけ楽してるねっ!

バンドってかっこいいよね。
ギターとかベースとかこう難しそうだけどさ。
ボーカルもね、高い声だしたりとか大変だし
一番前にいるからねやっぱ大変だよ。
それに比べてドラムって簡単そうだよね。
いっても打楽器じゃん。
あんまり目立たないしさ。
ほかのパートの人が練習してるときドラムの人って何してるんだろね。

お前・・・ドラムの皆さんに謝れ


少年時代のぼくへ、おれはお前を本気で殴ってやりたい。

もしタイムマシーンが発明されたら、
真っ先にお前をぶん殴りにいって正気に戻してやる。


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