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WCAN2011 Winter 主にマザー八十住さんスキマのお話
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- 2011-12-20 (火)
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年末ムードまっさかりですね。ぼーっとしてたら年越しちゃいそう。2011冬のWCANのこと書いておきます。
もりだくさん感
少し前にフォローアップメールをざっと見返してみましたが、盛りだくさんだった印象が強いです。
本編三つに加えLTが10個もあったからかな。こんなに多いのははじめてじゃないかしらん。
身近な人ががんばってたり、学生さんはいっつもがんばってるし、ブログでしか知らないカグアさんを実物でみれたり。内容も面接時のSNSとか面白かったなー、自分ブランディングも。そして、ジョブズに学ぶおしぼり機活用術は、5分間のエンターテイメントでした。
そうそう、LTであったcodaとJeditはどっちがいいかわからんくて、結局一歩が踏み出せないなあ。
もっと未来と、もっと足元を
HTML5とCSS3の話を聞いて感じたのは「未来と足元をしっかり見なきゃ」 ってことです。
正直、職業柄恥ずかしくも、はじめてHTML5すげぇって思いました。まだいいやでずっときたんですが、そんなことになってるとは。
世界は自分が考えてるのより100倍くらい早いスピードで動いてるんだ。もっと先の未来に目線をむけなきゃ。
その反面、300年先とか、世界のこととか、でっかいことを夢みて妄想するのは楽しいし、自分が少しでっかくなった気がするけど、目の前のことから目を背けてるのは、ただの逃げ。
自分の仕事として、CSS3もやんなきゃだし、スマホやったことないっすじゃあ話にならない状況は、もうそこにあるんですよね。
マクロとミクロを行き来しつつ、一歩一歩進んで行くしかないのだ。
八十住さんのスキマのお話
一番のインパクトと衝撃があったのはやっぱり、WCAN今年最後のセッション。そうツイート禁止のあのお話。
WCANのいいところって、挙げればいくつも出てきますが、「世界の広さを知れる」ってのも追加しておかなきゃ。
そうそうスキマのお話です。
自分に興味をもってもらうには、いい仕事をするには、チャンスを掴むには、豊かに生きるには、全部スキマが必要なんだと。
時間のスキマ
いまの自分は、失われた10年を取り戻すために、とにかくなにかしなくちゃって気持ちが強くて、とにかく予定をいれようと。予定さえあれば、だらだら過ごすこともないなって。
それをまっこうから否定された気分。でも、よく聞く「若いころはやってる意味なんてわからなくても、とにかく必死でやるのが大事なんだよ」っていう話。それを、10年ごしでやってるんだって思えば、まあまっとうじゃないだろうかな。スキマを作るのはもう少し先。
情報のスキマ
Webサイトのスキマの話も興味深いです。まあマザーさんだからっていう話はおいておくとして。
Webやってて、勉強会とかでWebとはなんたるかなんて話を聞いてくると、「Web上に書いてないことは、存在しないとと同じなんだよ」とか、「丁寧よりもとにかく親切であれ」なんて言葉を間に受けて、ついつい一から十まで説明したくなっちゃうんですね。
性格的なものもあるかもしれないけど、そればっかりが能じゃないんだぞ、と。ちょうどそのやり方でどうなんだろって、疑問を感じてたところなので、いっそうストンと、腹に落ちました。
なんというか、あの人生経験(の片鱗)をして、有無を言わさない説得力を感じました。
スキマと責任
ここのとこ、小さくはありますが責任ある立場になることがあります。
チャンスとスキマの話がありましたが、「責任ある人」もスキマが無いとうまくいかないし、人に迷惑をかけちゃうんだろうなって思います。
お金、時間、そして気持ちのスキマ。
現場の最前線はがむしゃらでいいと思うけど、責任のある人は、余裕を持って事に当たらないとダメだぞ、と。
自分を経営する人
本人もおっしゃってましたが、経営向け、経営者の卵向けのお話だったでしょうか。
ちょうど今日見た「ほぼ日」のコンテンツに似たような話が出ていました。
少し引用します。
デイビッド:日本では、仕事をおもしろいと思えないままでいる人たちがとても多いのはなぜだとお考えですか?
糸井重里:じぶんのリーダーが、じぶんでないからだと思います。命令されたことについて、上手に成果をあげるのが、日本人の仕事における価値なのでしょうね。
(中略)
糸井重里:「自由になることは、堕落することでなく、力を発揮することなのだ」ということを、伝えてくれるものが、ぼくは好きなのです。そして、それを伝えるのがぼくの仕事だと思っています。(そういう考えの人が増えていくと、ぼくの人生がらくになるのです‥‥たぶん)糸井重里からデイヴィッドへの7つの質問とその回答。 より。
八十住さんも同じことを思ってるんじゃないかなと、勝手な想像ですが・・。
道しるべ
講演後、名刺交換したいから話しかけてくれと、おっしゃっていました。
少し躊躇しましたが、こんなチャンスは滅多にないと思い、列に並び、名を名乗り、 世間知らずの若僧がある質問をぶつけてみました。
丁寧に答えてくれたその答えは、これからの人生の道しるべになるんじゃないかという予感がしてます。
関連リンク
WCAN 2011 Winter が開催されました | kazumich.log
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