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HCDの理解2011 に参加しました。HCDセミナー2周目です。

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4月16日 HCDの理解2011[初級編Vol.1] に参加してきました。HCD のセミナーは、昨年1年間で6回ほど参加して、今回で2周目に突入です。

とても興味のある分野ではあるのですが、まだまだ身についていないと思い2周目に参加したのですが、まさにその通り。知識としては知っているけど身についていないということを認識しました。。人工呼吸の知識がばっちりあっても、その状況になると動けない、みたいなことでしょうか。やっぱり実際に使って身につけないと。

戒めも兼ねて、ちょっと書いておきます。(自分メモみたいな感じになってます)

講義

今回の講義は前に比べて早いペースで進んだ気がします。講義よりもワークショップで一連の HCD のプロセスをひととおり体験するという趣旨だったとのこと。早々に終了してワークショップに進みました。

講義で特別響いたこととして、農業革命、工業革命ときて、今は IT 革命のまっただ中にいるんだ、という話がありました。「IT 革命」ってよく聞く言葉ですが、歴史の教科書で習った出来事と並べるられると、事のシリアスさが増します。大変な変化の時期にいるってことですね。だから「パソコンやケータイってわからなくてねえ」なんて、苦労してる人が多いんだろうか・・

参考:情報革命 - Wikipedia

ワークショップ

内容は、新しいゼリーのパッケージをオブザベーション (観察) から見つけ出し、新しいデザインを開発するというものでした。ここでは、自分自身の反省点として、心にとめておきたいことを書いておきます。

  • まず前提を確認し、作業の最中もブレないように意識し続ける。
  • 思い込みを捨てないといけない。そこで行われていた事実だけに目を向ける。
  • 中級者が間違いを犯す。自分は知っていると思ってしまうから。
  • よくしゃべるヤツはウソをつく。自分で作った話をしてしまう。

HCD は「観察」が肝。開発者が自分で考えたこととか想像したことは怪しい、と肝に命じます。

人って曖昧なんだ

ワークショップの反省点を振り返ると、人間って本当にあやふやなんだっていうことに気づきます。講義でも「マーケティングの大きな誤り」ということろで似たような話がありました。

  • アンケートやインタビューでは"いい事"を言おうとして結果ウソを作ってしまう
  • 人は自分の考えたことやした行動を簡単に説明できるというのは間違いである

これらことから考えると、人っていかに自分のフィルターを通してものを見ていて、かつあいまいな生き物なんだってこと思い知らされます。だから、自己暗示じゃないですけど「自分の脳をだます」なんてこともできるんでしょうね。

ということまとめると、本来人の持っている曖昧さは変えようがないので、「曖昧ではっきりしないもんだ」っていう人の特徴みないなものを理解しておくことが大事なのかなと思いました。

"観察"から見つけ出した"事実"を大切にして、何かを作り出す。自分の思い込みは捨てる。

参考リンク

講師浅野先生の記事です。(オチに使ってもらい光栄です)


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