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HCD(人間中心設計)をWeb制作に活かす時のいくつかのハードル

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HCD(人間中心設計)のセミナーに参加し始めたのが、2010年の4月のこと。だからもう、4年ほどになります。

ちょうど時を同じくして、Webディレクターとして、ホームページ制作のディレクションに関わるようになります。

いくつかのサイトを立ち上げてきて、そして今進行中の、目の前のサイトに対峙して、HCDをフルにWebディレクションに活かすためのハードルの高さ感じています。



見る人が見れば、ただの「いい訳エントリー」に見えなくもないですが、そこはそれ。エイヤっと所感を書いてみます。

いくつかのハードル

クライアントの理解

まず立ちはだかるのは、クライアント(決裁者および担当者)に以下のような理解が得られるか。

真にマーケットインの志向があるか?
「ホームページを見てくれるエンドユーザーのためを思って作りましょう、それが御社のためになります」ということを信じて実行してくれるか。
WebやITのリテラシーはあるか?
例えば「ホームページって、もはやサービスの一部ですよね?」と聞いて、当たり前に返事が返ってくること。Webに慣れ親しんでいないと、ユーザーを想像するのは難しい。
強い目的意識と、達成する意欲があるか?
誤解を恐れずに言えば、HCDは正直面倒くさい。エンドユーザーを連れてくるとか、ビデオに撮って時間を計るとか。しかし、もちろん手間をかけた分の収穫はあるはずです。
プロジェクトの目的と一致しているか?
HCDのファーストステップが「人間中心設計の必要性の特定」であるわけですが、本当に必要なのか?それどころか、実際のWeb制作の現場では、「目的」が明確になっていないこともしばしばです。

予算の問題

次に予算の問題。HCDは時間がかかります。予算(お金)=時間であるわけですから、予算が付かなければできません。

クライアントの理解にも関連しますが、制作費に余裕があること。現場を見渡してみると、そうそう余裕のある案件はなさそうです。

裏技としては、予算を顧みず実行すること。ある意味「投資」と捉え、クライアントへの成果または自分の成長へ、先に投資するという考え方もなくはありません。(あまりオススメはできません。。)

制作チームの問題

一般的なWeb制作のフローとは違うことをするわけですから、制作チームの理解があることが重要でしょう。(セミナー参加者さんと、社内での孤軍奮闘話をよくしたものです)

チームメンバーの中に複数人HCDを理解した人がいる、または、新しい風を受け入れることのできるメンバーがいることが望ましいです。

また、導入を提案する人の「職域」の問題もあります。

一般的に言われる、Webディレクターの職域、またはWebプロデューサーの職域のひとがひっぱっていけばいいのですが、以前ぼくが担当していたマークアップエンジニアの立場(またはWebデザイナーの立場)、つまり下流行程を担当している人間からでは、導入は難しそうです。

とはいえ…

このように、Web制作にHCDの手法を取り入れるのはとてもハードルが高いことがおわかりいただけたと思います、が!!

が、しかしです!HCDを学んだことで、日々のWeb制作の仕事にすごくプラスになっていると感じます。

HCDをフルにWeb制作に導入するのはむずかしい、しかし、確実に活きている。

という、なんじゃそらな結論になってしまいましたが、では、どう「活きている」のか?は、考えがまとまっていないので、また機会があれば書いてみたいと思います。


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