冷たいサボテン


そんなまるで薪をくべるように
軽々とさばいていくだけなんて
僕にはつまんない

また4℃の冷たいサボテンのように
だんだんと冷めていくなんて

僕に日向は似合わないから
君が光を浴びていればいい
僕に日向は似合わないから
ゴーストライターでいい


僕が君を幸せにしたらどうする?
そんな、ほんと 言ってみただけなんだ

僕にあなたは似合わないから
君が光を浴びてればいい
君は強いからって思ってた
そんな君が見せた涙

僕はほっとして泣きながら笑ったんだ

指先に小さなリング
今はもう冷えてしまった