アカイツキ
いいのですか? その言葉を片隅で小さく鳴らして
不器用な言葉で歩み寄るよ 僕を捉えて
明日なら 愛したなら
蜃気楼の中泳いでる 手が届きそうもない僕らは
金色の太陽と銀色の月 天秤に掛けた
明日なら 愛したなら
明日 体中に針を刺したなら
自分の夢が夢枕に立つなんて事
誰にでもありそうな事を他の誰でもない自分の目線で書く
素直な歌 正しい心でも
らしさとかいらないから
明日 体中に愛を刺したなら
繰り返す丁寧な嘘 影のない帽子
誰にも知られずに目を閉じる老人
その全てが僕を形作るとしたらこの世界にたったひとつの無駄はない
例え僕がここで力尽き倒れたとしても
君は僕の目の前で知らん顔をして通り過ぎてくれるだろう
それはやさしさと呼ぶのだろう